西分保育所を平成25年3月末で休所し、平成25年4月から運営を停止する話。
平成23年12月、平成24年3月議会ともに、住民、保護者への周知、理解を求めている。
しかし、12月以降、4月に入るまで、保護者への周知はなく、住民の皆様への周知もなかった。
保護者に周知された後、5月に保護者より休所反対の陳情書の提出があった。
また、その後三千余名の陳情署名の提出もあった。
住民、保護者は役場との話し合いと説明を希望。
平成24年6月の議会において、議会は陳情書の審議を行った。
その後も保護者や住民と役場との話し合いは行われず、住民、保護者側から7月に役場に訪問。
その後、8月に入り、住民説明の一環として、公民館運営協議会への説明があったが、住民への周知はなかった。
また4月以降初の保護者との話し合いが行われた。しかし物別れに終わっている。
住民からの話し合いに対する要望に対して、役場は9月に自治会長との話し合いの場を設けるとしているが、住民への一般説明会は検討するとだけで計画もない。
以上から、私は役場の対応の遅さが際立っていると考えている。
平成24年3月以前にも話し合いの場は設けられたはず(1月発行の議会だよりにて同内容に触れられており、この件はすでにオープン)でそれができていない。
また、陳情書提出後も、話し合いが行われていない状態で、平成24年6月議会後も住民、保護者側から役場に出向いている。
その後も一ヶ月以上の時間を開けてやっと動き出している。
今のペースでの周知活動で、募集開始となる11月までに理解を深めることは絶望的であるし、対応の遅さから、そう言う状況でなくなってきていると感じている。
確かに私も平成23年12月議会、平成24年3月議会において、休所の方向性そのものには異議を唱えなかったが、地域、保護者への周知理解を付帯意見として発言しているし、そもそも学校再編関連における議会の同意事項で、大前提として住民保護者の理解を求める事になっている。
以上から、このまま当初予定通りに休所を行うのは、綾川町の信頼を損なうことになり、町益に沿わないと結論している。
そのほか基本的な私の考え
教育的観点
・10人程度以上の集団であれば、コミュニケーション等の問題はなく、特に幼少時においては、少人数の方が有利である。子どものことを最優先とするならばそもそも残すべき。
地域振興の観点
・議論するまでもなく地域拠点の一つとして残すべき。
職員負担などの複合的観点←つまり3月時点での判断です
・しっかりとした地元対応や、保護者のケア、子どものケアを前提にやむを得ず休所することを消極的に賛成する。
2012年08月29日
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