当議会において提案された、「綾川町介護老人保健施設事業の設置等に関する条例の一部改正」に対して唯一反対させていただきました。内容は老健施設の民営化を可能とする改正であり、実質民営化の可否を図るものです。
厚生委員会に提示された資料より、議案提出時は年間の積算で黒字が出ていたため、その段階での決定は経営上、理解ができないという考えです。
なお、当反対は事務局側に意図が通じておらず、シナリオ外の議決となったため、議会だよりでも賛成多数での議決と記載されています。
※順番として修正案の採決があり、議決されれば続いて修正部分を除く原案の採決、否決されれば修正なしの原案採決が行われるもので、休憩中に確認したところ、その順番で採決が行われると言われたので、両方とも起立採決とこちらは認識。実際は、修正案のみ起立で修正を除く原案は起立なし採決となったものです。
私としては、原案と修正案があり、片方のみ起立採決するというのは理解の範疇の外でした。
学校等再編
Q:バス運行時間帯は。
A:20名対象で3路線。時間帯未定(下校、部活検討中)。町営バスの活用も視野に。
Q:跡地について同時並行で調査費の計上を。
A:町全体で研究。調査費はこれから詰める。
Q:中性服の設定の協議は?
A:部会内で議論中。
Q:通学路整備の進捗は。県や担当課との情報交換は?生徒の分布の調査を。
A:主要幹線として基本的な整備計画を検討中。用地確認交渉に入っている。詳細は未定。生徒分布は報告する。
Q:コロナで会議の遅れが予想される。柔軟な対応を。
A:対応していく。
枌所幼稚園の検証
Q:所管変更はいつか。満3才児クラスの廃止による影響や、予算減額の影響は。
A:所管変更は平成28年4月。経緯については再度照査させてもらう。
Q:他の園でやっていないからだめという考えを捨て、地域性や特色を生かした運営を。
A:地域性を反映した事業を検討したい。
総務
表彰規定
Q:合併15周年記念に向けて表彰規定作っては。
交通指導員、民生員などの連日の負担が大きい方への表彰の追加を検討しては?
A:表彰既定の中で随時検討していく。
火災放送 再開に向けて
Q:昼間の放送開始してなにかトラブルはあったのか?夜間放送についても再開の試行錯誤を。
不可能であるなら、町民向けの総合通知システムを早期に設置しては?
アプリ、メール等、FAXを画像受信してOCRをかけるか、高松市消防の通知内容を自動取得して再送すれば、人的コスト発生しない、エラーもない。
今日のお知らせはありません放送はどうにかならないのか?
A:放送は特にクレームない。夜間放送は実施しない。
通知町全体通知を実施している。災害通知なので選択制。大規模災害通知は実施している。
利用者アンケートで検討していく。
消防操法全国大会
Q:団員の負担が甚大でありどこまで対応できるのか?人的支援も願う。団体職員の協力を。
A:財政支援処置を検討。
Q:空き家対策事業、移住定住マニュアルの作成は?いつごろできる?
A:マニュアル作ってる。県と齟齬のない内容で作成中。
Q:終活での不動産の処理
A:空き家対策。マニュアルに入れ込む。
Q:業務の進捗管理。たとえばTODOリストの共有。第三者による進捗の視覚化。
A:課長で管理している。ダブルチェックトリプルチェックを実施中。多面的に見直し中。押印決済。ホウレンソウ。デジタル決済は検討中。
Q:クレーム対策部署
職員の負担軽減の観点から専門の知識を持った部門を設置しては?
学校、庁舎、病院等等の全機関を対象に。また、民間事業所で問題になっている悪質クレームについても同様に同部門で相談にのっては。講習受講は。
A:対応が悪い等は総務課で全般対応。個別クレームは現場対応。クレーム対応の研修は受けている。参加を促している。
Q:高齢者等 タクシーチケット対応 公共交通
コロナ対策のタクシーチケットは大変好評である。移動施策、通院向け。
イーワは買い物難民施策でニーズにあっている。
タクシーチケットの恒久化を検討しては?なりすまし対策として保険証の統一化もあることからマイナンバーによる確認で実施しては?
デマンドタクシーも実質特定利用者となっていて受益に差が大きい。
自動運転普及までの処置を。
A:恒久化は難しい。厚生での議論を。デマンドタクシーを調整していく。
Q:インターハイ自転車競技のコースの検討をしていると聞く。ぜひ実施を。
A:検討中である。決まり次第周知したい。
Q:校歌アーカイブの実施を。学校再編に伴う合併により校歌が忘れられる。既存の廃校部分も。楽譜と音源オンライン。
A:前向きに進めたい。調査検討したい。
支所改修
Q:県の光熱費等。利用料金はどうなるのか?
A:協議中。町負担の可能性が高い。
Q:長柄ダムで活用する支所改修の際、外部への貸し出し等への対応を検討するのか?施錠、空調、電源等の利便性。
A:長寿命化計画、個別計画の中でその他の利活用検討
図書館指定管理
意見:町の文化醸成を引き続きお願いしたい。
Q:ガバメントクラウドファンディングの実施を。ふるさと納税の終了も想定される。次の一手はクラウドファンディング。
A:災害対応などが多い。個別計画の中で研究したい。
一般質問
Q:コロナに負けない「ただいま」「おかえり」シトラスリボンプロジェクトの推進は
A:窓口にチラシ等を設置して町民に対して啓発していきたい
Q:シトラスリボンプロジェクトとは愛媛県の民間発のコロナハラスメントへの取り組みで、たとえウイルスに感染しても、誰もが地域で笑顔の暮らしが取り戻せるように、という願いから生まれた運動。具体的にはシトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動を広めている。
現在のコロナ禍により、これまで隠れていた人権擁護の課題も、数多く視覚化されてきているのではないか?誹謗中傷や、間違った情報など。人間のネガティブな感情がむき出しになってきている。寛容に、適切な対策を施す事が重要。「望ましい未来」を実現するため、シトラスリボンプロジェクトの推進しては。
A: シトラスリボンプロジェクトは非常に素晴らしい活動である。香川県では、「NOコロナハラスメント」運動として、県内首長らと、『私たちが戦う相手は、「新型コロナ」というウイルスであって、「人間」ではありません。』という強いメッセージを町民に呼びかけている。この活動は200団体以上の学校や法人、地域の団体、個人の賛同があり、同様の強い思いで運動を行っている。
Q:「シトラスリボンプロジェクト」は、全国的な広がりをみせている運動で香川県による「NOコロナハラスメント」といっしょに綾川町として推進しては。この運動は、「すべてを認め合っていこう」「すべてをポジティブに扱っていこう」というのが趣旨であると考えられる。
A:この「シトラスリボン」が表現する3つの輪は、「地域」と「家庭」と「職場もしくは学校」であり、人権尊重の町づくりに関わる、とても重要なものである。住民生活課の窓口に、リボンの作り方などプロジェクトのチラシを置き、町民に啓発してきたい。
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全文
住民生活科 一問一答
「ただいま」「おかえり」シトラスリボンプロジェクトの推進
Q:
シトラスリボンプロジェクトとは愛媛県の民間発のコロナハラスメントへの取り組みで、たとえウイルスに感染しても、誰もが地域で笑顔の暮らしが取り戻せるように、という願いから生まれた運動です。
具体的にはシトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動を広めています。
また、リボンやロゴで表現する3つの輪は、地域と家庭と職場(もしくは学校)です。
以下は同プロジェクトからの抜粋です。
「ただいま」「おかえり」と言いあえるまちなら、安心して検査を受けることができ、ひいては感染拡大を防ぐことにつながります。 また、感染者への差別や偏見が広がることで生まれる弊害も防ぐことができます。感染者が「出た」「出ない」ということ自体よりも、感染が確認された“その後”に的確な対応ができるかどうかで、その地域のイメージが左右されると、考えます。 コロナ禍のなかに居ても居なくても、みんなが心から暮らしやすいまちを今こそ。 コロナ禍の“その後”も見すえ、暮らしやすい社会をめざしませんか?
と記されています。
これは、SDGsのいくつかの項目に該当していると考えています。
間接的には多くの部分で該当しますが直接的にも3の「すべての人に健康と福祉を」、10の「人や国の不平等をなくそう」、11の「住み続けられるまちづくりを」などが該当していると考えられます。
当プロジェクトは最初に述べたとおり民間発ではありますが、全国的な広がりを見せていて、地方自治体や企業等含めた賛同が数多く見られます。
また、内容的にも、地方である香川県との親和性が高く、否定できる部分がありません。
現在のコロナ禍により、これまで隠れていた人権擁護の課題も、数多く視覚化されてきているのではないでしょうか?誰のためにもならない誹謗中傷や、間違った情報に扇動された流言。人間のネガティブな感情がむき出しになってきている気がします。そもそもが感染者にあなた感染していますねと問い詰めたところで、なんの解決にもなりません。
そんな中、「ただいま」「おかえり」の精神で、寛容に、起きた結果に対する非生産的な誹謗中傷ではなく、適切な対策を施す事こそが重要です。
以上から、「現在の延長線上にある未来」ではない、私達が真に求める「望ましい未来」の実現のため、シトラスリボンプロジェクトの推進を質問します。
A:
川崎議員 ご質問の「シトラスリボンプロジェクトの 推進」についてお答えいたします。
シトラスリボンプロジェクトとして愛媛県のコロナハラスメントへの取り組みを行っていることは、コロナ禍における差別や偏見、誹謗中傷などをなくす手段のひとつとして、非常に素晴らしい活動だと思います。
本町では、「NOコロナハラスメント」として、私が香川県知事や市町長と共に、『私たちが戦う相手は、「新型コロナ」というウイルスであって、「人間」ではありません。』という強いメッセージを発信して、直接町民に呼びかけております。
また、200団体以上の学校や法人、地域の団体、個人にも賛同して頂いており、同様の強い思いを持って運動を行っております。
今後も、「人権尊重の町宣言」どおり、町民1人ひとりがお互いを理解し、人権意識の高揚に努め、人が人に差別されない、人が人を差別しない社会の実現を目指して、広報、ホームページ、SNS、研修等による啓発を行ってまいります。
以上、「シトラスリボンプロジェクトの推進」についての答弁といたします。
L川ア議員 「「ただいま」「おかえり」シトラスリボンプロジェクトの推進について」
再質問
再質問させて頂きます。只今答弁、誠にありがとうございました。
コロナに対してですね、戦っていく姿勢というのが大変感じられました。しかしながら、ちょっと不透明な部分というか、分かりにくい部分がありましたので、ちょっと再質問させて頂きます。只今の回答をもちまして、「シトラスリボンプロジェクト」の綾川町として推進と受け取ってよろしいでしょうか。これについてお答え頂ければと思います。
答弁(緒方課長)
川ア議員の再質問にお答え致します。
今の「シトラスリボンプロジェクト」に、町が推進していくか、というお尋ねでございます。町と致しましては、先ほどの町長の答弁にもございましたように、県下一斉で「NOコロナハラスメント」 事業を行っております。この事業は「シトラスリボンプロジェクト」と重なる部分があると考えられますので、町と致しましては、今後も「NOコロナハラスメント」啓発に努めて参りますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
以上で終わります。
再々質問
それでは、再々質問させて頂きます。
今、県のね、「NOコロナハラスメント」の推進ということで、非常にそれは私も、まったく賛同致しますので、問題ないかなと思います。しかしながらですね、この「シトラスリボンプロジェクト」は、愛媛県発ではありますが、全国的な広がりをみせておる運動でございましてですね、別にまあ双方がですね、否定し合うものでもありませんので、できればですね、双方ともにですね、是非、綾川町として推進して頂きたいと考えております。まさにそういったところがですね、まあこの運動の肝でございまして、「すべてを認め合っていこう」「すべてをポジティブに扱っていこう」というのが運動の趣旨でございますので、是非ともその点、理解した上でですね、ご回答を頂ければと思います。
答弁(緒方課長)
川ア議員の再々質問にお答え致します。
この「シトラスリボン」が表現する3つの輪は、「地域」と「家庭」と「職場もしくは学校」ということで、人権尊重の町づくりに関わる、とても重要な居場所だと考えております。住民生活課の方の窓口の方でですね、このプロジェクトのチラシを置かせて頂いてですね、このリボンの作り方とかも一緒に置いて、町民にも皆さんに啓発してきたいと思います。以上で答弁を終わります。