さて、コロナコロナの毎日です。
いかがお過ごしでしょうか?
さてIT関連の国全体の大きな遅れが顕著になった昨今です。
綾川町も、急ピッチで対応を進めていますが、まだまだ世界の壁は厚い状態です。
綾川町も、急ピッチで対応を進めていますが、まだまだ世界の壁は厚い状態です。
持続化給付金も、綾川町では比較的早く給付できましたが、それでも給付決定から実際に給付されるまで、1ヶ月半ほどかかりました。
世界レベル、たとえばアメリカでは給付決定から、1週間余りで給付開始し、大半は2週間で給付が完了します。納税登録がない方などはどうしてもアナログ対応となり、数週間から数か月遅れるそうです。
そうです。オンライン申請はやったものの、実態はアナログ管理でしかなかったのが日本です。
言い換えればエクセルに電卓の計算結果を書き込むような滑稽なことをやっているのが現状。
物事の解決には、現状認識が大事です。
はっきり言います。
日本はIT後進国です。
まずはそれを認識したうえで、どうやって世界標準や、世界のトップを狙えるかを考えながら政策を展開する必要があります。
綾川町では、いち早くプログラミング教育を進め、それまで行ってきたアクティブラーニング(能動型教育)と合わせて、IT活用を教育の一つの柱にしています。
プログラミング教育の早期実現を推進してきた私の次の一手は遠隔授業でした(ちょうど一年前の令和元年6月議会にて質問)。
これにより、日本の片田舎である綾川町を、日本全国や、世界と直接つなぎ、井の中の蛙から脱却させて、子供たちに世界の広さを実感してもらうのが目的です。
これにより、日本の片田舎である綾川町を、日本全国や、世界と直接つなぎ、井の中の蛙から脱却させて、子供たちに世界の広さを実感してもらうのが目的です。
対策は取っていたものの、それよりも早くコロナという大きな波が来てしまい、残念ながらその波には間に合いませんでしたが、この波は、綾川町の対策スピードを3年ほど早送りしたように感じています。
IT教育も、別にIT技術者を作るのが目的ではありません。
これからの時代は、ITはただの道具です。紙や鉛筆の延長でしかありません。IT技能は特殊技能ではなく、一般技能です。
一会社員が、簡単なプログラミングをする時代にすでになっています。酒屋でも八百屋でも関係ありません。
30年前、ワープロ表計算が使える人は稀でしたが、20年前には当たり前になっています。
その後、簡単なプログラミングくらいは10年前には当たり前になっていなければならなかったのに、それができなかったのが日本です。
いま世界は、AIなどの複雑な思考の再現を行い活用することが当たり前になっています。残念ながら日本ではほとんどお目にかかれません。
ピンチはチャンス。
今こそ、遅れを取り戻し、公益経済として人間味にあふれた経済を確立する時を共に迎えましょう!
それでは、引き続きの議会発言録を、ぜひ最後までお読みください。
学校等再編
Q:少人数学級の文科省計画の実現について、県や国へ提言を。最終的には、25人学級の実現を。小規模校の教師不足解消に向けて、例えば、過疎地域や、人口減少傾向地域むけの特区なども。
A:学級編成の見直しの要望を実施している。特区については研究検討。教師加配の要望。
学校規模世界標準
Q:統合検討委員会の議事録公開等、会議の公開は必要だと思われる。
A:意見は書きとめ公開していく。
Q:コロナにより各種会合もできていない中で、スケジュールありきにならないように。
A:十分配慮する。
総務委員会
羽床上体育館改修
Q:雨漏りの有無は?
A:倉庫部分にある。修繕する。
ふれあい運動公園改修
Q:購入するテントの整備はワンタッチ型テントが望ましいが。
A:ワンタッチ型テントでの整備。
Q:外回りの放送設備が落雷で故障していると思う。防災上の観点で必要である。またこれまで個別でバラバラであったが、集中管理が必要と思われる。
A:本館改修工事時に検討し、改修する。
西分小学校校舎解体
Q:倉庫部分の内部の機材について処分は?地元との相談は。
A:予算内で対応できるか検討する。
Q:渡り廊下の土間撤去、校舎撤去後の舗装
A:土間については地元と検討。舗装は今後の研究検討。
広報
Q:町広報メールの整備は。メールは優れたプッシュ型メディア。コストをかけるなら、綾川町アプリの制作も。
A:紙広報の改革を進めている。ゴミアプリ、こどもアプリを活用している。総合型アプリは今後の検討。
火災放送
Q:火災放送を再開し、共助体制の確立を。また、試行について当面となっているが、具体的な時期は決めているのか?
A:予防にならない。当面試行錯誤をする。
火災放送の中止により気になった点
・消防団員が仕事中などマナーモード等で気が付かなかったものがいる。
・家族、周辺からの声掛けがない。
・出動時、走行車両などの配慮に差が出ているように感じる。
・火点の周辺家庭で火災に気が付いていない者もいた。避難の遅れの恐れ。
・放送が火災に対する啓蒙になっていたのでは?
・火事の問い合わせが増えていないのか?
意見:本来、災害対応は冗長化すべき事で、試行の結果として対応は誤りではないかと思われる。
キャッシュレス対応
Q:一般質問で陶病院クレジットカード対応の話が出ていたが、キャッシュレス対応を含めて、綾川町全体での対応が必要では。
導入間近のマイナポイントもキャッシュレスであり、国の大方針として進められていると理解している。町も率先して、キャッシュレス対応を進める必要があるのでは?
A:検討中。
IT対応
Q:オンライン診療等について、高齢者を対応を理由とする、ITへの対応の難しさが答弁されていた。公民館からの公共施設への映像付きオンライン接続が可能であると思うが、どうか。また、老人会等でのIT研修は。スマホ普及率も上がっている。70代の母親の友人らでもラインで頻繁にやり取りしている。
A:IT講座の検討を行う。
GIGAスクール
Q:以前一般質問でも行ったが、遠隔授業の実施を。
A:学校と協議中。
Q:教員用PCのWEBカメラ、マイク、スピーカー等の確認
A:整備計画を立てている。
Q:第三者のICT活用学習に優位性のある会社にコンサルを。役場の担当にはこれからのことも考えて若い世代の職員をつけていただきたい。
A:情報収集は行っている。情報委員会にて各学校より若手の先生に来てもらっている。
家庭用WIFI整備補助事業
意見:コロナ再発の場合は、学校とのつながりを重視し、オンラインホームルームからの実施を。
解説:7月中旬 子供より報告があり、オンライン授業の実験を綾上小学校で実施したとのこと。
ALT
Q:複数ALTによる会話主体の学習を。英語教員との掛け合いなども生徒に見せればいいと思うが、実施しているのか?ALTと英語教員の打ち合わせは十分か?
A:検討する。教員との会話も進める。次回打ち合わせを随時実施している。
緊急学生支援給付金
Q:最大で総額でどの程度の予算か。また何名程度を想定しているのか。
A:見込みで1575万円。175名。住基人口、進学率等より。大学院含む。
防災コロナ
Q:防災備蓄としてのマスクの備蓄は
A:4万枚備蓄している。
Q:オンライン役場の実施については
A:検討中。
議会
Q:議会タブレットの導入の進捗は
A:9月定例会運用を目標として計画している。具体的スケジュールについては確定次第お示しする。
一般質問
アフターコロナ対応型イベント(オンラインイベントの実施)
新型コロナウイルスによる猛威で、各種のイベントは軒並み中止となっている。
綾川町でもオータムフェスティバルを筆頭に大小のイベントが中止されている。
また、第2波の恐れもあり、効果的な対抗薬が承認されるまで、程度の差はあれ、自粛が続くものと予想される。
このようなイベントの中止は、人々の活動の意欲を削ぐことともなり、多数の住民から、残念であるとの声が出ていて、心苦しいものがあります。
その中で、なんとか新型コロナウイルスと付き合いながら、様々な活動を持続していくための試みが各地で行われています。
ここで、提案として、ステイホーム、在宅のまま、ソーシャルディスタンス、社会的な距離をとる事に対応するための新型のイベントが検討できないでしょうか。
たとえば、ZOOMのオンライン会議システムを活用し、家庭とイベント会場。つまりステージを仮想的に繋ぐ方法で、音楽ライブ等でも試みられている手法です。
ステージ上の催しを、オンライン上で共有するのです。
また、町内飲食店と連携し、事前に飲食店にてテイクアウト商品を購入することを条件に、オンライン会議室のパスワードを取得して、開始時間に接続してもらいます。
予算的には大きくかからず、各種イベント予算を組み換えすることで十分実施可能と思われます。
また、単なるイベントに終わらず、飲食店への支援にもなる手法です。
新型イベントへの町長の見解を求めます。
そして、新型コロナウイルスは、アフターコロナとも言われる時代の転換点となり、ICT技術の活用が一気に進むことが予測されます。
そのような新時代には、これまでの考えから一段と進化した、新しい考え方を用いて、対応していくことが必須になります。
今回提案したイベントに限らず、これからの行政は住民ニーズを守るため、これまで通りの手法では実現できなくなったこと、よりよい手段が明らかになったことを、どのようにして実現するのかを課題として突きつけられています。
アフターコロナの課題対応について町長の見解を求めます。
7 川ア 泰史 議員 (一括質問一括答弁) 町 長
1. アフターコロナ対応型イベント(オンラインイベントの実施)
川ア議員、ご質問の「アフターコロナ対応型イベント(オンラインイベントの実施)」についてお答えします。
新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言は解除されたものの、第2波、第3波の可能性があることから、「新たな生活様式」が示され、定着に向けての取り組みが図られているところであります。
このような状況の中で、3密の回避は、避けて通ることができない対策であります。
ご提案いただいたオンライン会議システムを活用したイベント開催も3密を回避する1つの方法ではあると思われます。
しかしながら、従来、参加型のイベントを参加しないで開催するとなると、今までとは、違った内容や手法で取り組まなければなりません。若い人からご高齢の方まで、多くの方が喜んでいただけるイベントにするには、どういった内容構成にするのか、などを、今後の情勢や他市町のイベント等の状況も参考にしながら、研究して参りたいと考えております。
以上、「アフターコロナ対応型イベント(オンラインイベントの実施)」についての答弁といたします。
F川ア議員 「アフターコロナ対応イベントについて」
再質問
一応、研究課題ということで受け取らせていただきました。そしてまた、アフターコロナの対応なんですが、今はまだ研究中ということで、答えは出ていないということですが、町長としましてですね、町長としての意見というものは、今たぶん、おそらく内容、ご回答にはなかったかなと思います。町長としては、今後どのようにですね、このアフターコロナの時代を対応していくのか、その点について、ちょっと再度、質問させていただきたいと思います。
答弁(前田町長)
今もちょっと、申し上げましたとおり、新型コロナウイルス感染症対策、これがやっぱり今のところ十分でないということが、今、各種のイベントの中止に繋がっておるというところではないかと思います。色々な試みがなされているようでありますが、しかしながら、これといった取り組みの確定には至ってないというのが現状でないかなと思っています。そういうことで、今回、サマーフェスティバル、オータムフェスティバルを中止としておりますし、各種、催し物、滝宮の念仏踊り、これも8月25日、先般、中止を決定いたしました。なかなか、これという結論が出ないまま、ものが動いとるという状況で、これ、行政にどうやってやるか考えてみよ、というのも一つの方法かもしれませんが、しかしながら、やっぱり、民間レベルでも、これは色々取り組み方っていうのは、一つ、考えて、色々提示をしていただければ、行政も色んな面で協力したり、また、主催してあげたりできるんかなと、そのように思っております。
我々としてもですね、このイベントを中止するのが我々の本意ではございませんので。しかし、やっぱりイベントを開催して、感染症を広めるというのは、これ最悪の事態なんで、ま、そういうようなものもありますので、できるだけ早い時期に、このイベントが普通通り、今まで通りできる体制。新しい生活様式を取り入れて、できる体制ができれば、一番いいのかなと思っとります。それには、医療の現場の方も医療界の方も頑張っていただかないかんし、色んな所で皆が頑張って、こういう開催にこぎつけられるんじゃないかなと、このように考えております。
川崎議員のオンラインイベント、これ一つのご提案でございますんで、今後、こういうものが開かれる可能性はあるのかなと思ってますが、やり方についても色々あろうかと思いますので、また色々ご意見を伺いながら、我々も検討してまいりたい。よろしくお願いいたします。答弁といたします。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました!