大変お世話になっています。
6月の発言録です。よろしくお願いいたします。
建設経済委員会
道の駅
Q:売掛金の増加は?
A:カード決済が増加。
Q:説明にある産直の売るものがないとの説明についてJAの意見は?
A:連携を進めていく。
意見:中核事業であるためさらなる経営指導を求める。
Q:ふるさと納税。億に行っていない。県内ではブービーの位置。企業系や農業系との連携は。特に地産品に限っている中、ほとんど農業のみになると思われるが企画している道の駅の意見は。
A:いいまち推進室と連携していく。
Q:指定管理料金。詳細にある各種項目の金額は実費か?経費見直しを。
A:実費であり見直しをしていく。
Q:レストランへの室内移動は?
A:室内移動できない。
意見:移動できるように検討を。
Q:駐車場用地として田の買収は。
A:考えていない
意見:目標とする売上規模に対して駐車場が足りるのか?検討を。
Q:屋根付二輪駐輪場の設置は。四国外からくるユーザーはかなり多い。
A:検討していない。最終決定はしていない。
意見:検討を。
Q:EV充電スポット 0エミッションの推進をするのかしないのか。するのであれば、利便性の高い場所に設置を。
120万円以上の補助金あり。
急速充電器にプラスして普通充電器の配置を。電気的な追加投資が不要。
A:検討していない。最終決定はしていない。
意見:検討を。
Q:実質経営者の設置について。
A:穴吹エンタープライズに任せていく。
農業振興公社
Q:販売を原材料のままではなく、加工品販売を推進しては。規模が小さいため利益確保は困難。道の駅の活用を。
A:活用をお願いしていく。
公道の草刈り
Q:通学路の草刈りの頻度を上げては。事故の回避に役立つ。防草処置としてシートや木片チップの散布、樹脂等によるカバーリングを実施しては。
A:個別対応の検討をする。
水害等災害防止観点での土木工事
Q:想定される災害が工事により防止できる箇所を選定しては。
A:急傾斜防止や砂防ダム等の対応をしている。
交通安全 急発進等防止装置
Q:公益性のある物品であり、販売増進を促しては。
A:検討する
観光PR
Q:宿泊施設の広報は。WEBサイトのアップデートを。農家民泊、簡易宿泊所、キャンプ場、その他宿泊所。官民の別なく発信してほしい。
A:キャンプ場は記載している。町内宿泊施設の表示を行っていく。
学校等再編整備調査特別委員会
Q:クラス編成の要望は 1、2学級要望を除いたとしても、3〜4、5〜6クラスを希望している層が、2倍から18倍。
単純統合の場合、学校規模が大きすぎる。ニーズとはずれている。
A:すこしずつ検討していく。
Q:部活動認定 外部活動を認定しては。できる事は素早くやってもらいたい。
A:調査等行っていく。
意見:学校再編の目的は統合ではなく、子供たちのより良い学習環境を整備するのが目的。
Q:保育士の確保
A:本年度は確保済み。来年度も鋭意努力。
Q:枌所幼稚園。認定は。子供園化で満3歳児は。
A:1号認定のみ。満3歳児は検討中。
一般質問
Q:遠隔授業による可能性は
A:ICT環境を整備し研究推進をしていく
Q:教員の配置について、現在、教員の数が足りていない。複数のクラスで同時に授業を行い、専科教員等の人材を有効活用ができるが、遠隔授業のメリットデメリットは。
A:教員配置が十分でないことは課題。メリットは、情報の発信・受信や外部人材の有効活用により、児童生徒が専門的で多様な意見に触れ、様々な体験を積む機会ができ教育活動の幅が広がる。デメリットは、学校間のICT環境の整備、教員のスキルアップや各学校での遠隔授業を指導できる教員の確保、学校間の授業進度の調整などが考えられる。
Q:外部との遠隔授業の実施について、姉妹町の秩父別町や、交流提携を結んだ岡崎市との連携授業、海外との連携等が考えられる。企画、調査、プレゼンテーションの一連の流れを、外部との連携により磨き、今後は世界との直接競争にさらされる子供達の実力を町は担保していく必要がある。教育長の見解は。
A:アクティブ・ラーニング教育は、児童生徒の多様性、創造性を養うため取り組んでいる。これを外部との遠隔授業で推進することは、変化の激しい社会を生き抜く力を育むことができると期待される。環境整備と学校現場の実情を把握して研究する。
Q:コストと実現性について、遠隔授業向けのソフトウェアは無料で学校設置のPCで、追加投資無しで実施できる。指導者のスキルと許容する体制の問題だが実施に許可を出さないのか。
A:課題は教員の対応能力で、教員のスキルアップを図り、ICT環境を整え、実施に向けて検討する。進化を続けるIT、AI社会に町として、対応できる人材育成や教育環境の整備に努める。
Q:綾川町では、英語、プログラミング教育と国に先んじて授業を展開している。遠隔授業に対しても前問の通り環境はほぼ整っているため指導者のスキル次第で試行であれば全く問題なく実施できる。試行実施の考えは。
A:情報化推進委員会の中で遠隔授業について研究し、推進したい。出来る限りの試行も含めて検討したい。
遠隔授業による可能性
遠隔授業の4つの形態とその授業デザイン
中谷瞳・山本訓子・山本伸二(奈良県御所市立名柄小学校)
より
遠隔授業とは、離れた場所をICT等を活用してつなぐ授業のことです。
この遠隔授業には4つの形態があるようです。
1.バーチャル見学型
外部等の、見学などを中心に行う授業。仮想遠足、仮想社会科見学。
2.ゲストティーチャー型
先生が別の場所に居て、授業を行う形式。
現地教教員との連携が要。
専科教員の活用や、特別講師の活用、ALT等々、一般の授業の形態で活用できる。
3.ワークショップ型
別の場所の子供同士などで、ディスカッションやプレゼンテーション、またはその資料作成などを行う、共同作業を通した授業。
アクティブラーニングとして活用できる。
・プログラミング教育視察を行ったつくばでは、市内の小中学校で連携してDTP(卓上出版)により新聞を作っていました。
4.合同授業型
複数のクラスで双方向に教員が授業を行う方式。
生徒間の一体化が求められる。
別のクラスを一つの空間として演出できるかが要。
ゲストティーチャー型の発展型ともとらえられる。
以上を踏まえて質問いたします。
教員配置
教員の配置について質問します。
現在、少子化の問題や、少人数クラスの推進により、教員の数が足りていない状況が続いています。
県講師や、町講師を活用するにも、人材の取り合いのような状況があると聞いています。
このような場合に、先ほど示したゲストティーチャー型や、合同授業型による複数のクラスで同時に授業を行う事で、人材を有効的に活用することが可能です。
また、専科教員や、著名な特別講師を活用した授業を行う場合なども、ゲストティーチャー型の授業により、コスト削減や、人材確保に大きく寄与します。
また、そのような授業を現地教員が直接観ることにより、教員の資質向上も図られます。
以上から、教員配置の問題について、教育委員会が考える遠隔授業を活用することによるメリットデメリットをお答えください。
2.アクティブラーニングによる外部との遠隔授業の実施
活用例としては、現在力を入れているアクティブラーニングとして、様々な学校等との連携が考えられます。
また姉妹町である秩父別町や、交流提携を結んだ岡崎市との郷土史等の連携授業も考えられます。
さらに綾川町では小学校、幼保での英語教育をいち早く実践していることから、海外との連携も期待されます。
企画、調査、プレゼンテーションの一連の流れを、外部との連携により磨き、今後は世界との直接競争にさらされる子供達の実力を町は担保していく必要があります。
残念ながら香川県は小さな県であり人口は100万人を切ります。日本では1/100以下の人口規模しかありません。
その日本ですら世界人口の2%弱です。
矮小な視点では無く、今後予想されうる現実から目をそらすことなく、未来に対応できる人材育成を町は行っていく必要があります。
歴史をひもとけば、教育の発展と広がりが、国を守り発展させてきたことは疑いのない事実です。
国によるカリキュラムの問題もありますが、旧来の受動的授業から能動的授業へ転換し、可能な限り現代的な授業を子供達には受けさせてあげたいと思います。
以上を踏まえまして外部との遠隔授業について、教育長の見解をお聞きします。
コストと実現性
これらの遠隔授業にかかるコストですが、ソフトウェアとしてZoomミーティング、スカイプ、FACEBOOKメッセンジャー、LINEなどの多人数TV会議および多人数TV通話システムは、そのほとんどの機能がオンライン上で無料で提供されており、特別なコストを必要としません。DTP(卓上出版)も簡単なものであれば、googleドキュメントを活用すれば文書とプレゼンテーションで最大 10人、スプレッドシート(表計算:エクセル等)なら 50人のオンラインによる同時編集が可能で、閲覧のみであれば最大 200人と同時に共有が可能です。
これらの機能も無料で提供されています。
また、調査したところ、綾上小学校の例ですが、児童用のドッキング型のタブレット・ノートパソコン共用型のパソコンではハードウェアとしてカメラ、マイク、スピーカーが装備されていますので、追加投資無しで、上記の機能を全て使えます。
実際には、合同授業型における一体感の醸成などに、広角レンズカメラや、360度カメラシステムの活用が望ましいですが、試行であれば、すぐに活用可能です。
その他の授業型では、特別な機材は必要とされません。
以上のことから、単純にスキルの問題と、それを許容する体制が教育委員会及び学校にあるかどうかだけですので、これらを理解できる教師が居れば、遠隔授業に対して、教育委員会は許可を出すのか、出さないのか、お答えください。
回答
川ア議員、ご質問の「遠隔授業による可能性
の「教員配置」についてお答えいたします。
議員ご指摘のとおり、少子化が進み、児童生徒数の減少が著しい小規模校においては、教員配置が十分でないことが課題となります。
現在、本町においては、少人数加配など、県への要望、また、町講師の任用により、教員の適正配置がなされておりますが、今後厳しい状況も想定されます。
その中で、教育の機会均等や水準の維持・向上及び多様性のある学習環境の整備等の観点から、ICTを活用した遠隔授業は、新しい時代の学校教育を考える上で、大きな可能性を秘めていると考えます。
議員ご質問の、遠隔授業のメリットとしては、情報の発信・受信や外部人材の有効活用により、児童生徒が専門的で多様な意見に触れ、様々な体験を積む機会ができるなど教育活動の幅が広がると考えます。
また、デメリットとしては、学校間におけるICT環境の整備、教員のスキルアップや各学校での遠隔授業を指導できる教員の確保、そして、学校間の授業進度の調整などが考えられます。
町といたしましても、「町づくりの源は人づくり」を基本理念とし、多様化する時代の中で、人と人とが関わりをもてる教育環境の更なる充実を図るため、活用できるツールを検討して参りたいと存じます。
以上、「教員配置」についての答弁といたします。
再質問
川ア議員
再質問させていただきます。先ほどの答えの中でですね、今確かに綾川町はICTの環境、学校での環境におきましては、大変進んでいると私たちも自負しているところでございます。
そういった中でですね、先ほども言ったようにまず試行、それであればですね、現段階でも全く問題はないと考えております。実際に綾川町では、先ほどの英語授業、そしてまたプログラミング教育と、現在、国に先んじて授業を展開しております。またプログラミング授業におきましては、陶小学校をモデル校として先進的に行った実例もございますので、私がこの中で書いておる通りですね、もし教師の方でですね、やってみたいという方がおられればですね、ぜひとも、すぐにでもですね、実施をさせてあげたいなと私は思っとります。
それについてですね、教育委員会はOKを出すのか出さないのか、その点についてお答えいただければと思います。
宮前課長
失礼いたします。川ア議員再質問について答弁させていただきます。
本町におきますICT環境、進んでおるということで、お褒めの言葉を頂きありがとうございます。遠隔授業の実施に当たりまして、今現在、町におきまして、情報化推進委員会という組織を編成しております。各学校の先生方の組織でございますけども、ご意見のとおり、その中で、先生方の中でこの遠隔授業につきまして、お諮りをいたしまして推進を考えたいという風にも思います。
今現在、陶小学校でプログラミング教育、また先日来、綾上小学校でもアクティブラーニングによります授業展開をしております。その辺を十分に踏まえながら、出来る限りの試行も含めまして検討してまいりたいという風に思います。以上、答弁とさせていただきます。