師走の忙しい時期ですが、12月議会の報告、発言録になります。
今回は、決算特別委員会の提案等も列記させていただきました。
ぜひ最後までお読みください。
●川ア議員
それでは一般質問させていただきます。
まず1問目ですが、現在、綾川町では、町を知って貰う為の観光施策を進めています。
その中で、タツタの森等の施設の予約について質問です。
現在、町の施設について外部からの予約状況の確認は電話のみとなっています。
時間外については対応が難しく、現役世代にとっては利用する機会の公平性において、著しく問題があります。
外部から予約および予約状況が確認できるようなWEBシステムの導入は行わないのでしょうか。職員が使うにしても、一般ユーザーと同じインタフェースで問題なく、別途用意する必要がありません。また、削除には本人および管理ユーザーのみとすれば、問題なく管理することができます。
特に夏季に人気のあるタツタの森は早期に予約が埋まるような状況で、予約状況の公開は逆に空き日の一覧とも言えて、効率的な利用者の獲得が可能になります。
ご質問にお答えください。
●副町長
川ア議員1点目のご質問の「使いやすい施設予約」についてお答えします。
現在、タツタの森については、電話予約のみを受け付けております。WEB予約については、ご質問のとおり利用者の利便性の向上や新規利用者の獲得に寄与するものでありますが、予約状況をWEB上に即時反映するための環境整備、すなわち、高速インターネット回線の敷設と、パソコン等の機器の導入がされておらず、実施できておりませんでした。しかし、今年の10月に光回線が開通しましたので環境は整ってきていると認識しております。
WEB予約を実現するためには、新たに専用の予約サイトを立ち上げるか、既存のキャンプ場予約サイトに登録するかのいずれかになると考えています。
今後、個人情報の保護、必要となる機器の整備、予約サイト運営経費や利用料、現場でのシステム運用方法、また導入後の費用対効果を検討し、さらに、利用料金の改定等も見据え、実施が可能か否かを検討してまいりたいと思います。以上です。
●川ア議員
先ほどの件で、運用に関してなんですが、私もですね色々調べさせていただいたところですね、オープンリーフというですね公共施設等の予約が可能なシステムがございまして、このようなものを導入することによってですね、非常にコストが、低額のコストで運用が可能となっております。そのあたりも含めてですね、早期のですね対応を求めたいと思いますが、その点についてご質問させていただきます。
●経済課長
川ア議員の再質問でございますが、WEB予約等でございますが、何よりも申し込まれた方の、利用者の個人情報の安全性が確認ができましたら、それからタツタの森での事務処理が構築できますことを研究して前向きに検討してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。
●川ア議員
続きまして次の質問に移ります。
またですね、このような予約システムを汎用化することによってタツタの森以外にも同一のシステムで複数の施設に転用が効くことが可能となります。庁内で統一的なシステム導入をすることによりヒューマンエラーの低減や、習熟費用のキャンセルが可能となります。統一的な予約管理システムの導入について町の考えをお答えください。
●副町長
川ア議員2点目のご質問の「町内で統一的な予約管理システム導入について」お答えします。
本町の施設管理は、担当部局、また施設ごとに利用環境や管理体制が異なっており、統一的なシステムによる予約管理は、現段階では混乱を招くと考えます。過去に、香川県の統一システムであります「かがわ電子自治体・施設予約申込サービス」への参加を検討しましたが、各施設の取扱いが多様であり断念した経緯があります。現在でも、県のシステムは市町の参加が少ない状況にあります。
本町でも、予約の仕方、利用料金の納め方、利用者が町民であるかどうか等、施設ごとに利用の仕方や料金体系が異なるため、施設ごとにwebサイトやシステムを利用した予約受付を実施することは可能と考えますが、そのシステムをどの範囲まで統一運用できるのか、誰がどう管理するのか、利用状況がどう改善するのかを十分検討する必要があると考えます。
今後、県や周辺の自治体の施設予約方法を参考に研究して参りたいと考えております。以上です。
●川ア議員
統一的なシステム運用が非常に難しいということなんですが、先ほど私が出しましたオープンリーフという予約システムですけど、こちらはですね、オープンシステムを採用しておりましてですね、プログラム自体のカスタマイズが誰もが可能となっております。そのための費用もですね、非常に標準的なシステムですので、プログラムの改善費用についてはですね、おそらく皆様が想定されているよりも非常に小額で済むようなパターンで運用が可能でございます。そういったものも検討していただいてですね、例えばサーバー等はですね分けても私全く問題ないと思いますが、基本システムの同一化することによって先ほどのいわゆるその使用する側のですねユーザーインターフェイスの変更等が殆どない状態での使用が可能になってまいります。そういった面でですね、先ほどの習熟費用のキャンセルも可能になりますので、そういったことも含めた上でですねご検討いただければと思います。どうしてもですねパッケージングされた、特に公共向けとなっているソフトウェアは非常に高額なものが多い中、このようなオープンシステムを活用することによってですね、当然、個人情報等々の関わりについてはそれぞれ検討する必要がございますが、例えば、まあ、単純な予約であればですね、本名を入れる必要もございません。電話番号とニックネーム等ですね登録だけで済ますという方法もございます。そういったとこも含めてですね、ご検討いただければと思います。その点についてですね町の方のお考えをお聞かせいただければと思います。
●参事
川ア議員の再質問ということでございますが、答弁でも申し上げましたが、システムが統一的にされても実際その施設運営がどういうふうにされておるかということが、施設によってまちまちという状況もあります。当然、申し込みの事前の諸料を取ったりですね、そういったものをキャンセルを支払いする、そういったこともされておる施設もありますし、そういったものを統一的に運営する上で先ほど申されたオープンリーフですかね、そういったシステムについて活用できるかどうかそういったところも併せてですね施設の今の利用形態でいいのかどうかとかそういったとこも含めてですね検討する必要があろうかと思いますので、そういったことで今後の研究課題ということでご理解いただけたらと思います。よろしくお願い致します。
●川ア議員
これはもう質問とはなりませんが、先ほど言ったようにですねオープンシステムに関しては、こちらは使用者側でカスタマイズすることは可能ですので、利用実態に合わせた変更というものが可能になってまいります。その辺も含めた上でですね今後のご検討いただければと思います。これは質問ではございません。続いて次の質問に移りたいと思います。
●川ア議員
西分保育所の跡地をどうするのか
綾川町では、町発足以降、昭和北保育所、昭和南保育所、西分保育所が現在休所とされています。休所もしくは閉鎖とされております。また、今後、滝宮保育所も休所もしくは閉鎖の予定となっています。
昭和の両保育所は、子育て支援施設や、放課後児童クラブなどの活用が為されていて、その点においては大変喜ばしいことです。
滝宮保育所も、早い段階での再利用計画をたてていただきたいと思います。
さて、そのような中、西分保育所は現在利用者の公募中ですが、これまでの応募状況と今後の公募条件について確認したいので、ご回答ください。
●副町長
3点目のご質問の「西分保育所利用の募集状況と今後の公募条件について」お答えします。
西分保育所の利用者募集につきましては、これまで、8月に地元利用、10月に無償貸与での一般公募をいたしましたが、それぞれ期限までに応募者はありませんでした。
町といたしましては、この後、有償貸与による一般公募を行う予定としております。
貸与条件としては、3年以上の事業実施を計画し、施設の適切な維持管理、町の設定する使用料の納付を条件とし、営利・非営利、また、個人・法人を問わず、地域の活性化、振興発展に寄与する事業者を幅広く募集いたします。
なお、利用者決定については、地元のご理解を得て決定をいたします。
●川ア議員
続きまして次の質問でございますが、西分保育所についてですね綾川町での活用という選択肢については、どのような考えでしょうか、町としての考えをお聞かせください。
●副町長
4点目のご質問の「西分保育所の綾川町での活用という選択肢について」お答えします。
町としての施設活用については、地域の活性化を目指し、これまで地元からのご意見もいただきながら協議、研究、検討してまいりましたが、公共施設としての運用活用は、町においての人的、財政的な状況から難しいと考えております。このことを踏まえ、現在、民間活力の利用として一般公募を行っております。
●川ア議員
最後の質問ですが、この、跡地利用といの問題ですね、非常に、場所によっては非常に難しい問題となっとります。その中でですね、議会、行政の互いの不断の努力と協力のもと、施設の再利用、ひいては西分地域の活性化を主として目指していく必要があります。地域の疲弊は、さらに周辺へと広がります。誰にとっても他人事では無い、我が事として取り組んでいただきたいと思っております。そのための町としての決意、考え方をお示しいただければと思います。
●副町長
「西分地域の活性化を主とした施設の再利用について」お答えします
西分保育所の施設は、築33年ではありますが、耐震性もあり十分活用できる施設であります。議員ご指摘のとおり、地域の活性化を目指すところで施設の利用は大きな活力となると思います。しかしながら、町での活用は課題も多く、施設の有効活用として民間活力の利用も進めております。町としては、地域の活性化の方向性を見い出す中で、建物の活用にこだわらず、敷地全体の有効活用の観点から、建物の除却も含め、幅広い視野を持ち、検討してまいりたいと思います。
以上、ご質問への答弁といたします。
●川ア議員
ご回答ありがとうございます。地域活性化を主としてですね、幅広い活用を進めるという町のお考えをお聞かせいただきました。そのためにですね我々議会としてもですね、ぜひ協力していってですね、先ほど私が申し上げましたが、他人事ではないということをですね、ぜひ肝に銘じていただいて責任を持った対応をやはり議会・行政と、この両輪としてですね動かしていきたいと思っとります。その中でですね、この地域の活性化そして綾川町の未来をですね作っていく中で、やはり我が町を、そしてこの、やはりどうしても過疎地域を抱えております。その地域をですね引っ張っていく、その考えのもとですね、綾川町の未来を考えていきたいと思っとります。そのですね質問としてはですね、このことについて最後にもう一つ、もう一言だけ町長お答えいただけたらと思うんですが。
●議長
副町長。
●川ア議員
副町長が言いますか。町長が一言だけお答えできんですか。先についての事も色々言うていただけたらと思うんですが
●議長
副町長
●副町長
がんばれということでないかと思っとります。地域活性化については、もうやっぱり全町的に考えていかないかんと考えておりますので、ある地域にこだわることなく、やっぱり全体で町の活性化に努めていかないと、いかなければならないと考えておりますので、ひとつご協力のほどよろしくお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。よろしくお願い致します。