2017年12月22日

平成29年12月議会報告・発言録 決算特別委員会

いつもお世話になります。
師走の忙しい時期ですが、12月議会の報告、発言録になります。
今回は、決算特別委員会の提案等も列記させていただきました。
ぜひ最後までお読みください。

総務委員会

高松空港民営化を受けて
Q:高松空港の株を全て手放したのか。
A:高松空港の民営化に伴い、全部手放した。

Q:航空会社も新規参入しており、開港当時約束された航路を守っているかどうか疑わしい。直進距離、旋回コース等の航路の確認を。航路を逸脱していては、騒音対策も意味をなさない。
A:航路の確認を行う。

図書館の情報発信
Q:フェイスブックだけでは、利用者が限定されるため、Twitter、Instagram等の他のソーシャルネットワークについても検討すべきではないか。
A:ソーシャルネットワークについてのトラブルも調査し、他の図書館の事例も参考にしながら今後検討していきたい。

電子黒板
Q:100インチ程度の接写式プロジェクター一体型のホワイトボードを導入している自治体があるが、黒板に置き換わる物として綾川町での導入予定はないのか。現在、綾川町で採用しているパネルサイズではメインとしては使いづらい。
A:先日、情報委員会で機器のデモンストレーションがあった。今後、費用対効果を考慮しながら検討したい。

ふるさと納税
Q:町の資産を活用した企画商材の増加を各課にて募集しては。例えば、1日町長や、タツタの森の宿泊プランなど。
A:企画は他市町を参考に検討したい。

公営バスダイヤ改正
Q:交通弱者に対する総合的な対応。セニアカーなどの補助等。
A:今回の改正案については、見直しの中での最終案であり、今後も実態に即した改正について適時行って行きたい。

選挙対策
Q:選挙の日は日曜日となる為、町営バスは運休しているが、臨時に選挙の日のみ運行する事はできないか。投票率の向上にもつながると思うが。
A:選挙管理委員会の委員も先進地視察を行った経緯がある。交通弱者対策として、今後検討に値する課題と考えている。
意見:期日前投票所についても、現在の2箇所から、ショッピングモール等での開設、また、僻地山間部で過去に投票所だった所を、臨時的に期日前投票所とすることの検討もあわせて行っていただきたい。

総合運動公園の今後
Q:グランドの芝の張替えについて、他の施設では天然芝に代わるものとして人工芝を活用している事例もある。3種公認施設を今後も堅持するのか、或いは利用率を優先するのか、今後の位置づけは。
A:トラック部分については広く町民に開放し、大変多くの利用を頂いている。町民に喜んでもらえる施設であるべきと考え、天然芝また人工芝のメリット、デメリット等について、今後十分に検討をしたい。

プログラミング教育等、ICT関連
Q:県外研修としてICT先進地の視察を行ったが、2020年からプログラミング教育が指導要領に加わることを受け、待った無しの状況と考えるがその対応は。
A:平成27年、28年とデジタル教科書やパソコン等のハード面での整備を行ってきた。今後、これらのICT機器をいかに活用するかについて、小・中学校の情報化推進委員会において十分検討・研究を図りたい。

公務支援システムの家庭利用
Q:若い教員でスマホを利用することから、パソコンを持たず校務支援システムを利用する環境が無い、との話を聞いている。今後、若い教員の意識変革を含めた指導も必要では。
A:積極的に活用できる環境整備を行うよう、校長会等で啓蒙を行いたい。
解説:スマホ等の普及により、パソコンを持たない世帯が30歳台以下を中心に広がっていて、新しい情報格差問題となっている。閲覧等はスマホで十分こなせるが、創造の分野になると力不足となる。公教育も創造を目指しており、スマホでは対応できない。指導側である教師陣も同様で、大きな課題となっている。

空き家対策
Q:空き家対策について、昨年、実態調査を行っていると思うがその後の状況は。
A:昨年、実態調査を実施した。対策事業の制度設計が遅れているが、調査結果を踏まえて次年度の早い時期に提案をしたい。

学校等再編整備調査特別委員会

滝宮認定こども園(仮称)
Q:滝宮保育所の申込者が増えているが、新たに整備されるこども園の定数は何人で計画しているのか。
A:280人で計画している。

Q:スロープは、避難経路として消防法や建設確認など、関係機関に確認しているのか。
A:設計段階で協議済みである。

学校のPR
意見:学校新聞についてICTを活用し他校と連携をとり、複数の学校で編集し発行する手法がある。検討をお願いしたい。

部活動について
意見:部活動について、子供達の可能性の芽を摘まないような手法を検討していると聞いているので、是非進めていただきたい。

決算特別委員会
提案質問事項を列記する。
・坂出丸亀方面のバス運行について他市との協議は。先方は費用負担をする気が無いと昨年の決算でも確認したが、その後の状況は。
綾川駅等琴電駅への駐車場設置を。
・綾川町広報番組およびPR動画作成業務の告知はどうだったのか。委員会では聞いていない。
・衛星携帯によるネット接続は。月額5000円など。
・町一貫性教育研究協議会補助金について成果は。到達点の設定と設定すべき到達点は小中一貫校。
・医師の実質24時間医療に対する町の対応を求める。
滝宮公園の白線が消えている。
・柏原キャンプ場タツタの森の経営について。赤字額はかなり少なく、少しの経営改善で黒字転換可能では。

一般質問

わかりやすい施設予約

Q:WEB(ネット)を使ったわかりやすい施設予約は
A:前向きに研究、検討したい。

Q:タツタの森で外部から予約ができるWEBシステムの導入は。
A:WEB予約に対し環境整備も今年の10月に光回線(Kagawa-net)が導入された必要な運用方法、費用対効果を検討する。

Q:運用に関してオープンリーフという公共施設等の予約が可能なオープンシステムソースコードが利用可能で、著作権保持者がどんな目的のためでもソフトウェアを、学習、変更、そして配布するための権利を提供するというライセンスに基づいたソフトウェアがあり、低額のコスト運用が可能。早期の対応を求めたい。
A:利用者の個人情報の安全性の確認と事務処理運用の構築を研究し前向きに検討する。

Q:予約システムを汎用化することで他の施設への転用の可否は。またオープンリーフは利用実態に合わせた改変もできる。費用も標準的なシステムなので比較的小額で済む。
A:統一的な予約管理システム導入は、担当部局や施設ごとに利用環境や管理体制の差異をどうするのか、利用状況がどう改善するのか利用形態と照らし合わせて検討する必要があり、研究課題としたい。

西分保育所の跡地をどうするのか

Q:西分保育所の跡地をどうするのか
A:民間活力を用いることや、幅広い視点で有効活用を図りたい。

Q:西分保育所の利用者の応募状況と今後の公募条件について。
A:8月に地元利用、10月に無償貸与での公募を行い応募者がなかった。
今後、有償貸与の公募を行う。貸与条件は、3年以上の事業実施計画、施設の維持管理、設定した使用料の納付を条件とし、営利・非営利、また、個人・法人を問わず、地域の活性化、振興発展に寄与する事業者を幅広く募集。利用者決定は、地元の理解を得る。

Q:綾川町での活用という選択肢は。
A:協議、研究、検討したが、公での運用活用は難しい。民間活力をお願いしたい。

Q:跡地利用は大きな課題で、議会、行政の互いの不断の努力と協力のもと、施設の再利用、ひいては地域の活性化を主として目指していく必要がある。地域の疲弊は、さらに周辺へと広がる。誰にとっても他人事では無い、我が事として取り組んでいただきたい。
A:西分保育所は活用できる施設。施設の利用は大きな活力となる。地域の活性化の方向性を見い出す中で、幅広い視野を持ち検討する。


川ア議員

 それでは一般質問させていただきます。

 まず1問目ですが、現在、綾川町では、町を知って貰う為の観光施策を進めています。

その中で、タツタの森等の施設の予約について質問です。

現在、町の施設について外部からの予約状況の確認は電話のみとなっています。

時間外については対応が難しく、現役世代にとっては利用する機会の公平性において、著しく問題があります。

 外部から予約および予約状況が確認できるようなWEBシステムの導入は行わないのでしょうか。職員が使うにしても、一般ユーザーと同じインタフェースで問題なく、別途用意する必要がありません。また、削除には本人および管理ユーザーのみとすれば、問題なく管理することができます。

特に夏季に人気のあるタツタの森は早期に予約が埋まるような状況で、予約状況の公開は逆に空き日の一覧とも言えて、効率的な利用者の獲得が可能になります。

ご質問にお答えください。


副町長

 川ア議員1点目のご質問の「使いやすい施設予約」についてお答えします。

現在、タツタの森については、電話予約のみを受け付けております。WEB予約については、ご質問のとおり利用者の利便性の向上や新規利用者の獲得に寄与するものでありますが、予約状況をWEB上に即時反映するための環境整備、すなわち、高速インターネット回線の敷設と、パソコン等の機器の導入がされておらず、実施できておりませんでした。しかし、今年の10月に光回線が開通しましたので環境は整ってきていると認識しております。

WEB予約を実現するためには、新たに専用の予約サイトを立ち上げるか、既存のキャンプ場予約サイトに登録するかのいずれかになると考えています。

今後、個人情報の保護、必要となる機器の整備、予約サイト運営経費や利用料、現場でのシステム運用方法、また導入後の費用対効果を検討し、さらに、利用料金の改定等も見据え、実施が可能か否かを検討してまいりたいと思います。以上です。


川ア議員

 先ほどの件で、運用に関してなんですが、私もですね色々調べさせていただいたところですね、オープンリーフというですね公共施設等の予約が可能なシステムがございまして、このようなものを導入することによってですね、非常にコストが、低額のコストで運用が可能となっております。そのあたりも含めてですね、早期のですね対応を求めたいと思いますが、その点についてご質問させていただきます。


経済課長

 川ア議員の再質問でございますが、WEB予約等でございますが、何よりも申し込まれた方の、利用者の個人情報の安全性が確認ができましたら、それからタツタの森での事務処理が構築できますことを研究して前向きに検討してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。


川ア議員

 続きまして次の質問に移ります。

 またですね、このような予約システムを汎用化することによってタツタの森以外にも同一のシステムで複数の施設に転用が効くことが可能となります。庁内で統一的なシステム導入をすることによりヒューマンエラーの低減や、習熟費用のキャンセルが可能となります。統一的な予約管理システムの導入について町の考えをお答えください。


副町長

 川ア議員2点目のご質問の「町内で統一的な予約管理システム導入について」お答えします。

本町の施設管理は、担当部局、また施設ごとに利用環境や管理体制が異なっており、統一的なシステムによる予約管理は、現段階では混乱を招くと考えます。過去に、香川県の統一システムであります「かがわ電子自治体・施設予約申込サービス」への参加を検討しましたが、各施設の取扱いが多様であり断念した経緯があります。現在でも、県のシステムは市町の参加が少ない状況にあります。

本町でも、予約の仕方、利用料金の納め方、利用者が町民であるかどうか等、施設ごとに利用の仕方や料金体系が異なるため、施設ごとにwebサイトやシステムを利用した予約受付を実施することは可能と考えますが、そのシステムをどの範囲まで統一運用できるのか、誰がどう管理するのか、利用状況がどう改善するのかを十分検討する必要があると考えます。

今後、県や周辺の自治体の施設予約方法を参考に研究して参りたいと考えております。以上です。


川ア議員

 統一的なシステム運用が非常に難しいということなんですが、先ほど私が出しましたオープンリーフという予約システムですけど、こちらはですね、オープンシステムを採用しておりましてですね、プログラム自体のカスタマイズが誰もが可能となっております。そのための費用もですね、非常に標準的なシステムですので、プログラムの改善費用についてはですね、おそらく皆様が想定されているよりも非常に小額で済むようなパターンで運用が可能でございます。そういったものも検討していただいてですね、例えばサーバー等はですね分けても私全く問題ないと思いますが、基本システムの同一化することによって先ほどのいわゆるその使用する側のですねユーザーインターフェイスの変更等が殆どない状態での使用が可能になってまいります。そういった面でですね、先ほどの習熟費用のキャンセルも可能になりますので、そういったことも含めた上でですねご検討いただければと思います。どうしてもですねパッケージングされた、特に公共向けとなっているソフトウェアは非常に高額なものが多い中、このようなオープンシステムを活用することによってですね、当然、個人情報等々の関わりについてはそれぞれ検討する必要がございますが、例えば、まあ、単純な予約であればですね、本名を入れる必要もございません。電話番号とニックネーム等ですね登録だけで済ますという方法もございます。そういったとこも含めてですね、ご検討いただければと思います。その点についてですね町の方のお考えをお聞かせいただければと思います。


参事

 川ア議員の再質問ということでございますが、答弁でも申し上げましたが、システムが統一的にされても実際その施設運営がどういうふうにされておるかということが、施設によってまちまちという状況もあります。当然、申し込みの事前の諸料を取ったりですね、そういったものをキャンセルを支払いする、そういったこともされておる施設もありますし、そういったものを統一的に運営する上で先ほど申されたオープンリーフですかね、そういったシステムについて活用できるかどうかそういったところも併せてですね施設の今の利用形態でいいのかどうかとかそういったとこも含めてですね検討する必要があろうかと思いますので、そういったことで今後の研究課題ということでご理解いただけたらと思います。よろしくお願い致します。


川ア議員

 これはもう質問とはなりませんが、先ほど言ったようにですねオープンシステムに関しては、こちらは使用者側でカスタマイズすることは可能ですので、利用実態に合わせた変更というものが可能になってまいります。その辺も含めた上でですね今後のご検討いただければと思います。これは質問ではございません。続いて次の質問に移りたいと思います。



川ア議員

 西分保育所の跡地をどうするのか

綾川町では、町発足以降、昭和北保育所、昭和南保育所、西分保育所が現在休所とされています。休所もしくは閉鎖とされております。また、今後、滝宮保育所も休所もしくは閉鎖の予定となっています。

昭和の両保育所は、子育て支援施設や、放課後児童クラブなどの活用が為されていて、その点においては大変喜ばしいことです。

滝宮保育所も、早い段階での再利用計画をたてていただきたいと思います。

さて、そのような中、西分保育所は現在利用者の公募中ですが、これまでの応募状況と今後の公募条件について確認したいので、ご回答ください。


副町長

3点目のご質問の「西分保育所利用の募集状況と今後の公募条件について」お答えします。

西分保育所の利用者募集につきましては、これまで、8月に地元利用、10月に無償貸与での一般公募をいたしましたが、それぞれ期限までに応募者はありませんでした。

町といたしましては、この後、有償貸与による一般公募を行う予定としております。

貸与条件としては、3年以上の事業実施を計画し、施設の適切な維持管理、町の設定する使用料の納付を条件とし、営利・非営利、また、個人・法人を問わず、地域の活性化、振興発展に寄与する事業者を幅広く募集いたします。

なお、利用者決定については、地元のご理解を得て決定をいたします。



川ア議員

 続きまして次の質問でございますが、西分保育所についてですね綾川町での活用という選択肢については、どのような考えでしょうか、町としての考えをお聞かせください。



副町長

4点目のご質問の「西分保育所の綾川町での活用という選択肢について」お答えします。

町としての施設活用については、地域の活性化を目指し、これまで地元からのご意見もいただきながら協議、研究、検討してまいりましたが、公共施設としての運用活用は、町においての人的、財政的な状況から難しいと考えております。このことを踏まえ、現在、民間活力の利用として一般公募を行っております。



川ア議員

 最後の質問ですが、この、跡地利用といの問題ですね、非常に、場所によっては非常に難しい問題となっとります。その中でですね、議会、行政の互いの不断の努力と協力のもと、施設の再利用、ひいては西分地域の活性化を主として目指していく必要があります。地域の疲弊は、さらに周辺へと広がります。誰にとっても他人事では無い、我が事として取り組んでいただきたいと思っております。そのための町としての決意、考え方をお示しいただければと思います。


副町長

 「西分地域の活性化を主とした施設の再利用について」お答えします

西分保育所の施設は、築33年ではありますが、耐震性もあり十分活用できる施設であります。議員ご指摘のとおり、地域の活性化を目指すところで施設の利用は大きな活力となると思います。しかしながら、町での活用は課題も多く、施設の有効活用として民間活力の利用も進めております。町としては、地域の活性化の方向性を見い出す中で、建物の活用にこだわらず、敷地全体の有効活用の観点から、建物の除却も含め、幅広い視野を持ち、検討してまいりたいと思います。

 以上、ご質問への答弁といたします。


川ア議員

 ご回答ありがとうございます。地域活性化を主としてですね、幅広い活用を進めるという町のお考えをお聞かせいただきました。そのためにですね我々議会としてもですね、ぜひ協力していってですね、先ほど私が申し上げましたが、他人事ではないということをですね、ぜひ肝に銘じていただいて責任を持った対応をやはり議会・行政と、この両輪としてですね動かしていきたいと思っとります。その中でですね、この地域の活性化そして綾川町の未来をですね作っていく中で、やはり我が町を、そしてこの、やはりどうしても過疎地域を抱えております。その地域をですね引っ張っていく、その考えのもとですね、綾川町の未来を考えていきたいと思っとります。そのですね質問としてはですね、このことについて最後にもう一つ、もう一言だけ町長お答えいただけたらと思うんですが。


議長

 副町長。


川ア議員

 副町長が言いますか。町長が一言だけお答えできんですか。先についての事も色々言うていただけたらと思うんですが


議長

 副町長


副町長

 がんばれということでないかと思っとります。地域活性化については、もうやっぱり全町的に考えていかないかんと考えておりますので、ある地域にこだわることなく、やっぱり全体で町の活性化に努めていかないと、いかなければならないと考えておりますので、ひとつご協力のほどよろしくお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。よろしくお願い致します。



posted by 川崎やすふみ at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告
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