2017年07月02日

平成29年3月議会報告&発言録

遅くなりましたが、3月議会の報告になります。
引き続いて、6月議会の報告を急ピッチでまとめていますので、しばらくお待ちください。


総務常任委員会

定住促進
意見:単純な補助金交付では他県の事例を見ると、一時は転入が増えたが定着しなかった。その後定着率の向上を目的に定住コーディネーターを設置し、実績が上がっている。検討頂きたい。」

公共交通アンケート
Q:公共交通に係る利用者アンケートの実施について、行う意向はあるのか。」
A:実施について検討したい。

行政改革
Q:行革大綱に、管理職の試験制度の導入及び降格制度も含めた役職定年を検討する、とあるが、具体的にはどの様に進めるのか。
A:具体的な実施方法等は今後の検討課題だが、既に、職員の人事評価制度は今年度より導入を行っている。最終的には給与にも反映をさせることになるが、評価の精度を高めるにはもう少し研修等の時間も必要。こういった中で、管理職の試験制度の導入等について検討をしていきたい。

学校の情報化職員アンケート
意見:アンケートの中で、中学校においてPCサポートが必要な項目に校務支援が大きな割合を占めており、初期段階での使いこなしが出来ていないように感じる。積極的に使用する取り組みが必要と考える。先生の意識改革も含めて支援ができるよう望む。

交通系カードの琴電利用
Q:イルカカードの利用は、交通系での片側利用(Suicaなどが琴電で利用できるようになる)ということだが、交通系の電子マネーサービスは、交通運賃系とショッピング系に分かれており、イルカの独自サービスをショッピング系で対応し、交通運賃系を相互利用とするような検討は県で行ったのか。
A:検討は県で行い、詳細は不明だがイルカカードのシステム導入は、国外、県外からの来町者に交通上の利便性を供与するための対応で、相互利用は、多額の費用がかかることから今後の利用状況をみながら検討していきたい。

町広報の配布方法
Q:広報あやがわの、自治会未加入世帯への戸別送付は、自治会加入を推進する上で、個別事情(自治会の加入意思があったが、諸般の事情で加入できなかった場合など)に配慮し、自治会未加入世帯(自治会への加入意思が元からなかった世帯)への送付を停止してはどうか。
A:過去に実施したことがあるが、町民からの理解が得られなかった。送付料金も増加しており今後の検討課題としたい。

議会改革
Q:議会費の中で議会活性化に係る費用が計上されていないが対応は。
A:議会活性化に係る具体的な内容について実施すべき時期になれば、既存の議会費の中の費目で補正対応をしたい。

空き家の実態調査
Q:調査結果は、民間の宅建業者等に情報提供できるのか。
A:個人情報は守りながら、宅建業者等の民間業者との連携を図っていく。

ふるさと納税
Q:4、5月は各種団体の総会が行なわれるが、そこでふるさと納税返礼品の協力の依頼をしてみては。
A:できる限り赴いて説明したい。

運動公園の休園日
Q:国の法改正により祝日が月曜日になるケースが多くなっているがその対応は。民間のように休園日が祝日の場合は翌営業日を休園としては。
A:現行は月曜日が唯一休園日であり、職員等の所定労働時間の関係から現体制では困難である。利用者の意見も聞きながら今後検討したい。

債権管理(未収金の徴収方法)
Q:担当課外で債権の一括滞納処分を実施することについて検討状況は
A:税務課の滞納情報と税外債権担当部局との情報の取り扱いについて、個人情報保護条例における、情報の「目的外利用」にあたることにより、その対応に検討を要すため、現在部内調整中であり、平成29年度において取り扱いが決まり次第報告したい。


一般質問

公園の充実について
Q:高山航空公園と滝宮公園の管理状態はどうか。現地を確認し対策を。
A:各種の団体に管理を頼んでいるが、手の届かない箇所がある。現地確認を行い、管理面で問題がある部分は改善していく。

Q:管理には予算が必要。必要なコストはどうなのか。栗林公園のような公園を担当者も見ることで、何らかの気付きがあると思う。他に実例として駐車場の白線の痛みも激しいが。
A:通常の管理では間に合わないものは町で処理をしている。不備が出ないように予算を確保していきたい。また、栗林公園には担当と赴き参考にしたい。駐車場の白線は平成29年度で対応する。

Q:高山航空公園の遊具について。目玉となる遊具の新規設置や、適切な管理・更新の検討は。
A:現存遊具は、定期的な点検と適切な管理に努めている。また、航空公園の展示航空機等の更新の検討を行っている。遊具の設置は、管理体制、維持管理費等を含め慎重に検討したい。

Q:滝宮公園の園内街路灯の更新について。更新費用に街路灯への個人名の掲載を返礼とする「ふるさと納税」や、「クラウドファンディング」による調達資金を充てる考えは。
A:過去に企業等から寄付を募って設置したものと記憶している。老朽化が進んでいるが調査を行い、更新について検討したい。従来型の企業出資の他、前述のコラボも調査・研究したい。

Q:都市公園について。現在、都市開発の方向性を検討しているが、街区公園(0.25ha程度)の具体的な設置検討は。
A:「街区公園」の整備検討は行っていない。既存の公園の有効利用も併せて、今後の研究課題としたい。

Q:現在計画している都市計画の構想で、中心地域の住宅地開発では先行して公園の設置検討しないと、後からの設置は難しいのでは。
A:用途地域の検討中で既存の公園を利用することと併せて将来の研究課題としたい。


以下、一般質問全文


川ア議員

それでは5番、川崎、一般質問をさしていただきます。

公園の充実について

施政方針での観光、交流、賑わいの中では触れられていませんでしたが、それらの「事」の実現や、住民生活の潤滑油として、公園の整備は重要であると考えます。

まず、1問目の質問に移らしていただきます。

町内の主要な公園である高山航空公園と滝宮公園についてお尋ね致します。

どちらも利用者数が多い施設ですが、どちらの施設も管理体制について、住民の皆様より指摘をいただいています。

指摘を鑑みると管理ができていないというわけではないのですが、管理の詰めが甘いのかなと思います。

私も現地を見て具体的には、端っこの方や、やはり人が入りにくい部分などの問題では無いかと思います。

一度、現地を確認し、対策を求めたいと思いますが、町ではどのように考えていますか。お答えください。


前田副町長

 川ア議員ご質問の「公園の充実について」お答えを致します。

まず1点目の、町内の主要な公園である、高山航空公園と滝宮公園の管理が不十分であるとのご指摘でありますが、高山航空公園はシルバー人材センターに、また、滝宮公園は地元の有志のグループに日常の管理をお願いしておりますが、やはり、手の届かない箇所があるのも事実であります。

町においても公園におけます現地確認を行い、管理面での安全性等に問題がある部分につきましては、早急に改善して参りたいと考えております。


川ア議員

 再質問致します。先ほどお話がありましたやはり地元の方々などのご努力により管理はされてはおると思います。しかしながらですね、やはり管理をしていくにはやはり予算が必要になってまいると思います。このあたりのですね必要な予算配分、必要なコストをですねかけていただいての管理をお願いいたしたいと思います。この点に関してのお答えをお願い致します。

 そしてもう一つがですね、県内には有数の公園である栗林公園がございます。これと同レベルの管理をせよとは申し上げませんが、やはりそういうところを見ていただければですね、どういった管理が必要であるのかというところも思い当たるかと思いますので担当者ともどもですねそのへんとの比較もですねしていただければと思います。それとまた現在行き届いていない点としましてですね、例えば駐車場の白線、これおそらく両方の公園ともやったと思いますが、だいぶ傷んでおると思いますのでそういったところもですねやはり目をかけていただいてですね、これは地元管理ではなくて町の管理体制だと思いますので是非お考えいただければと思います。以上お答えいただければと思います。

綾田経済課長

 川ア議員さんの再質問にお答え致します。公園の管理につきましてはシルバーなり地元の有志の方にお願いしとりますけども、やはり通常の管理じゃなくて大規模的に剪定をやるとか倒木等の処理とか、普段出来ないものにつきましては町のほうでやっていくような体制をとっとります。大きな修繕とか出た場合につきましては予算に計上しての対応になりますけども、そういう対応に不備が出ないように予算を確保して対応してまいりたいと思います。

また、栗林公園の管理状況についても、一遍担当と一緒に見に行きまして、あそこまでは出来ないと思いますけども、参考出切る点があれば参考にしたいと思います。

そして駐車場の白線につきましては、仰るとおり町の管理でやらなきゃならない場所です。これにつきましては29年度で対応するように致します。以上答弁とさしていただきます。


川ア議員

 質問はありません。次の質問に移らしていただきます。

次に、高山航空公園の遊具についての質問ですが、大型の滑り台が撤去されずいぶんたちます。

これが原因の全てでは無いと思いますが、以前と比べると土日の子供連れの数が減っているように思います。

目玉となる遊具の新規設置や、適切な管理・更新などをご検討いただきたいと思いますが、町ではどのように考えておりますか。お答えいただきます。


前田副町長

 2点目の、高山航空公園の遊具についてでございますが、以前設置されておりました大型滑り台につきましては、老朽化により利用者の安全性が確保できない、いうことから撤去しました。

残っている遊具につきましては、定期的な点検を行っており、適切な管理に努めております。

また、航空公園の特徴で目玉でもあります、展示航空機等につきましても、関係機関とのご理解とご協力を得て、更新等の検討をして参りたい、このように考えております。

今後、遊具の設置につきましては、管理体制、維持管理費等を含め、慎重に検討して参りたい、このように考えております。以上です。


川ア議員

 再質問はございませんが、新規の設置をですね、遊具の設置を期待しておりますのでよろしくお願い致します。

 次の質問に移ります。

滝宮公園の園内街路灯の更新についてお尋ね致します。

観光協会による企業出資の街路灯と思われますが、老朽化が進み、記載されている企業には残念ながら現在は解散している名前も見られます。

これらの更新費用に街路灯への個人名の掲載を返礼とする「ふるさと納税」や、「クラウドファンディング」による調達資金を充てる考えはないでしょうか。

リニューアルしたふるさと納税とのコラボや、県内ではまだ少ない自治体によるクラウドファンディングの活用、また、1月放送のブラタモリで追認していただいた「讃岐うどん発祥の地」との相乗効果は機を見極めて、素早く対応していく必要があると思いますが、町ではどのようにお考えでしょうか。お答えください。


前田副町長

 3点目の、滝宮公園の園内街路灯の更新についてですが、これは、滝宮観光協会の時代に当時の関係者が園内の整備の一環として企業等から寄付を募って設置したものと記憶しております。設置から年月が経ち老朽化が進んでおります。この対応につきましては、観光協会で街路灯の状況調査を行い、更新につきまして今後検討して参りたいと考えております。

各企業からの出資を募る方法のほかに、議員ご提案の「クラウドファンディング」や「ふるさと納税」とのコラボなどによる取り組み方法も調査・研究をして参りたいと考えております。以上でございます。


川ア議員

 それでは次の質問に移らしていただきます。

次に都市公園についてお尋ねいたします。

現在、都市計画等の都市型開発の方向性を検討していますが、そのような箇所に対して、都市公園法に基づく住区基幹公園のうち、街区公園の具体的な設置検討は行うのでしょうか。

自然が多い綾川町ではありますが、都市部も同時に抱えている我が町では、特に日常の子供の遊び場、周辺住民の憩いの場として街区公園の設置が望ましい地区もあると考えています。町の考えをお聞かせください。


前田副町長

 4点目のご質問の「都市公園について」お答えを致します。

本町の都市公園としましては、本町と高松市にかけて、香川県が整備を行っております「さぬき空港公園」がございます。現在のところ約68haが開園しております。

 これ以外に、町内には「都市公園」ございませんが、農村公園や運動公園などがあり、これらの公園のうち、都市計画区域内には、この内の約75%にあたる49haほどが整備をされております。

このことから、都市計画区域内の住民一人当たりの公園面積は、約26uとなっております。都市公園法施行令において定められる、住民一人当たりの標準都市公園面積の10u以上を上回っております。

そして、主として、街区内に居住する者が容易に利用に供することを目的とし、居住する者が容易に利用することが出来るように配置し、その敷地面積を0.25ha、250uを標準とする都市公園の「街区公園」の整備については、具体的な検討は現在行っておりません。

しかしながら、本町では、役場、滝宮駅及び綾川駅を中心とした地域において、計画的な市街地形成を目指し、現在、用途地域の指定を検討しておるところでございまして、既存の公園の有効利用なども併せまして、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。以上、答弁とさしていただきます。


川ア議員

 現在検討されるということでございますが、やはり高松等のですね住宅地など見てみますとですね、各地域毎にですね街区公園設置されております。その全てを設置せよとは私も申し上げませんがですね、やはりその現在計画しております所謂中心地域のですね住宅地開発においてはですね先行して町としてそのような公園をですね設置していくことを検討していかないとですね、後からとなるとなかなか設置は難しいと、不可能になると考えております。そういったところも含めましてですね都市計画の構想を進めていっていただきたいと思いますがその辺のお考えはいかがでしょうか。


水原建設課長

 川ア議員の再質問にお答え致します。先ほど答弁の中で申し上げましたとおり、都市公園区域内における街区公園の敷地面積は0.25haでございます。しかしながら現在のところは考えておりませんけれども、今、用途地域を検討している中で申し上げましたとおり既存の公園を利用して併せて考えていきたいと、そういうふうに考えておりますので将来の研究課題とさしていただきます。以上でございます。


川ア議員

 質問は以上でございますが、ご検討のほどよろしくお願い致します。以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

posted by 川崎やすふみ at 03:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告
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