以下、一般質問全文
●川ア議員
それでは5番、川崎、一般質問をさしていただきます。
公園の充実について
施政方針での観光、交流、賑わいの中では触れられていませんでしたが、それらの「事」の実現や、住民生活の潤滑油として、公園の整備は重要であると考えます。
まず、1問目の質問に移らしていただきます。
町内の主要な公園である高山航空公園と滝宮公園についてお尋ね致します。
どちらも利用者数が多い施設ですが、どちらの施設も管理体制について、住民の皆様より指摘をいただいています。
指摘を鑑みると管理ができていないというわけではないのですが、管理の詰めが甘いのかなと思います。
私も現地を見て具体的には、端っこの方や、やはり人が入りにくい部分などの問題では無いかと思います。
一度、現地を確認し、対策を求めたいと思いますが、町ではどのように考えていますか。お答えください。
●前田副町長
川ア議員ご質問の「公園の充実について」お答えを致します。
まず1点目の、町内の主要な公園である、高山航空公園と滝宮公園の管理が不十分であるとのご指摘でありますが、高山航空公園はシルバー人材センターに、また、滝宮公園は地元の有志のグループに日常の管理をお願いしておりますが、やはり、手の届かない箇所があるのも事実であります。
町においても公園におけます現地確認を行い、管理面での安全性等に問題がある部分につきましては、早急に改善して参りたいと考えております。
●川ア議員
再質問致します。先ほどお話がありましたやはり地元の方々などのご努力により管理はされてはおると思います。しかしながらですね、やはり管理をしていくにはやはり予算が必要になってまいると思います。このあたりのですね必要な予算配分、必要なコストをですねかけていただいての管理をお願いいたしたいと思います。この点に関してのお答えをお願い致します。
そしてもう一つがですね、県内には有数の公園である栗林公園がございます。これと同レベルの管理をせよとは申し上げませんが、やはりそういうところを見ていただければですね、どういった管理が必要であるのかというところも思い当たるかと思いますので担当者ともどもですねそのへんとの比較もですねしていただければと思います。それとまた現在行き届いていない点としましてですね、例えば駐車場の白線、これおそらく両方の公園ともやったと思いますが、だいぶ傷んでおると思いますのでそういったところもですねやはり目をかけていただいてですね、これは地元管理ではなくて町の管理体制だと思いますので是非お考えいただければと思います。以上お答えいただければと思います。
●綾田経済課長
川ア議員さんの再質問にお答え致します。公園の管理につきましてはシルバーなり地元の有志の方にお願いしとりますけども、やはり通常の管理じゃなくて大規模的に剪定をやるとか倒木等の処理とか、普段出来ないものにつきましては町のほうでやっていくような体制をとっとります。大きな修繕とか出た場合につきましては予算に計上しての対応になりますけども、そういう対応に不備が出ないように予算を確保して対応してまいりたいと思います。
また、栗林公園の管理状況についても、一遍担当と一緒に見に行きまして、あそこまでは出来ないと思いますけども、参考出切る点があれば参考にしたいと思います。
そして駐車場の白線につきましては、仰るとおり町の管理でやらなきゃならない場所です。これにつきましては29年度で対応するように致します。以上答弁とさしていただきます。
●川ア議員
質問はありません。次の質問に移らしていただきます。
次に、高山航空公園の遊具についての質問ですが、大型の滑り台が撤去されずいぶんたちます。
これが原因の全てでは無いと思いますが、以前と比べると土日の子供連れの数が減っているように思います。
目玉となる遊具の新規設置や、適切な管理・更新などをご検討いただきたいと思いますが、町ではどのように考えておりますか。お答えいただきます。
●前田副町長
2点目の、高山航空公園の遊具についてでございますが、以前設置されておりました大型滑り台につきましては、老朽化により利用者の安全性が確保できない、いうことから撤去しました。
残っている遊具につきましては、定期的な点検を行っており、適切な管理に努めております。
また、航空公園の特徴で目玉でもあります、展示航空機等につきましても、関係機関とのご理解とご協力を得て、更新等の検討をして参りたい、このように考えております。
今後、遊具の設置につきましては、管理体制、維持管理費等を含め、慎重に検討して参りたい、このように考えております。以上です。
●川ア議員
再質問はございませんが、新規の設置をですね、遊具の設置を期待しておりますのでよろしくお願い致します。
次の質問に移ります。
滝宮公園の園内街路灯の更新についてお尋ね致します。
観光協会による企業出資の街路灯と思われますが、老朽化が進み、記載されている企業には残念ながら現在は解散している名前も見られます。
これらの更新費用に街路灯への個人名の掲載を返礼とする「ふるさと納税」や、「クラウドファンディング」による調達資金を充てる考えはないでしょうか。
リニューアルしたふるさと納税とのコラボや、県内ではまだ少ない自治体によるクラウドファンディングの活用、また、1月放送のブラタモリで追認していただいた「讃岐うどん発祥の地」との相乗効果は機を見極めて、素早く対応していく必要があると思いますが、町ではどのようにお考えでしょうか。お答えください。
●前田副町長
3点目の、滝宮公園の園内街路灯の更新についてですが、これは、滝宮観光協会の時代に当時の関係者が園内の整備の一環として企業等から寄付を募って設置したものと記憶しております。設置から年月が経ち老朽化が進んでおります。この対応につきましては、観光協会で街路灯の状況調査を行い、更新につきまして今後検討して参りたいと考えております。
各企業からの出資を募る方法のほかに、議員ご提案の「クラウドファンディング」や「ふるさと納税」とのコラボなどによる取り組み方法も調査・研究をして参りたいと考えております。以上でございます。
●川ア議員
それでは次の質問に移らしていただきます。
次に都市公園についてお尋ねいたします。
現在、都市計画等の都市型開発の方向性を検討していますが、そのような箇所に対して、都市公園法に基づく住区基幹公園のうち、街区公園の具体的な設置検討は行うのでしょうか。
自然が多い綾川町ではありますが、都市部も同時に抱えている我が町では、特に日常の子供の遊び場、周辺住民の憩いの場として街区公園の設置が望ましい地区もあると考えています。町の考えをお聞かせください。
●前田副町長
4点目のご質問の「都市公園について」お答えを致します。
本町の都市公園としましては、本町と高松市にかけて、香川県が整備を行っております「さぬき空港公園」がございます。現在のところ約68haが開園しております。
これ以外に、町内には「都市公園」ございませんが、農村公園や運動公園などがあり、これらの公園のうち、都市計画区域内には、この内の約75%にあたる49haほどが整備をされております。
このことから、都市計画区域内の住民一人当たりの公園面積は、約26uとなっております。都市公園法施行令において定められる、住民一人当たりの標準都市公園面積の10u以上を上回っております。
そして、主として、街区内に居住する者が容易に利用に供することを目的とし、居住する者が容易に利用することが出来るように配置し、その敷地面積を0.25ha、250uを標準とする都市公園の「街区公園」の整備については、具体的な検討は現在行っておりません。
しかしながら、本町では、役場、滝宮駅及び綾川駅を中心とした地域において、計画的な市街地形成を目指し、現在、用途地域の指定を検討しておるところでございまして、既存の公園の有効利用なども併せまして、今後の研究課題とさせていただきたいと思います。以上、答弁とさしていただきます。
●川ア議員
現在検討されるということでございますが、やはり高松等のですね住宅地など見てみますとですね、各地域毎にですね街区公園設置されております。その全てを設置せよとは私も申し上げませんがですね、やはりその現在計画しております所謂中心地域のですね住宅地開発においてはですね先行して町としてそのような公園をですね設置していくことを検討していかないとですね、後からとなるとなかなか設置は難しいと、不可能になると考えております。そういったところも含めましてですね都市計画の構想を進めていっていただきたいと思いますがその辺のお考えはいかがでしょうか。
●水原建設課長
川ア議員の再質問にお答え致します。先ほど答弁の中で申し上げましたとおり、都市公園区域内における街区公園の敷地面積は0.25haでございます。しかしながら現在のところは考えておりませんけれども、今、用途地域を検討している中で申し上げましたとおり既存の公園を利用して併せて考えていきたいと、そういうふうに考えておりますので将来の研究課題とさしていただきます。以上でございます。
●川ア議員
質問は以上でございますが、ご検討のほどよろしくお願い致します。以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。