2016年07月27日

平成28年6月 議会報告

綾川町の皆様こんにちは。
6月議会の発言録です。
議会だよりと併せてごらんいただければと思います。
総務委員長を拝命した関係で、質問数は減っていますが、重要な確認や、会議の采配をしっかりと執り行いたいと思います。

総務委員会

総務常任委員長就任のあいさつ
総務常任委員長として教育関係の諸問題の解決と町全体のIT化の推進を目指し、進めていきたい。
ITとは読み書きそろばんが置き換わったもので、あくまで道具だが、その活用は世界的な課題であり、使われるのではなく使いこなしていかないと時代に取り残される。よって、全ての分野で進めていかなければならないと考えている。

「まち・ひと・しごと総合戦略」
国の地方創生加速化交付金約5,600万円を当てていたが、事業不採択となった。いずれの事業も人口減少対策、地域の活性化を推進する上で重要で、一般財源で事業を継続実施する。なお、財源は、特別交付税の増収分をあてる。

Q:当該事業について、他の補助事業に振り替えての実施は出来ないのか。
A:本事業については、当初予算で措置したものでなく、繰越明許費としての事業であるため、本来は27年度に財源措置がされて繰越されるのが通常で、事業の振替は難しい。今後の事業に関しては、他の補助事業に乗せていきたいと考えている。

学校での学習について意見
危険性への配慮は第一であるが、様々な体験を通した学習も重要であるため、子供達にはしっかりとした体験をさせていただきたい。

議会への報告について
義務的な案件だけでなく内規などでガイドラインの作成を求める。

学校現場でのICT能力の向上について
Q:ICT教材の教師側も含めて全体レベルの向上対策について。理解している先生が居なくなると、対応ができなくなる。個々のレベルアップの手法は。
A:デジタル教科書も有りその活用についても、支援サポーターにより教師向け研修を行い苦手な教員も含めて、巡回サポーターを活用して全体のレベルを上げていくように努める。

学校等再編整備調査特別委員会委員長報告

幼稚園の満3歳児受け入れの再開
Q: 以前から要望していた、幼稚園への満3歳児入園について、どのような状況になっているのか。元々入園者増により一時的に募集を停止していたもので、本年よ り段階処置として兄弟姉妹在園児のみ復活しているが園児数が落ち着いている現状では、保護者からの強い要望もあり従来通りに戻して貰いたい。残念ながら、 今年も入園希望であったにもかかわらず、規制により入園できなかった。また異年齢間教育による大きなメリットも無視できない。対応を求める。
A: 満3歳児入園は、旧綾上町における、子育て支援事業として始めたもので、現在は、兄弟が入園している場合に対応している。この事業を始めた時期と比べ、本 町の子育て支援施策は、充実していると考える。異年齢保育で育つ力も必要と考えるが、同年齢で育つ力も保障しなければならない。子供にとって、よりよい教 育ができるよう、満3歳児入園についても検討していきたい。

特色ある教育と一貫性教育
Q:特色ある教育と一貫性教育とは。綾川町一貫性教育研究会はどのように?
A:特色ある教育を実践する前に、まずは、学校の授業を基本にして毎日の授業に力を注ぎたい。一貫性教育については、各節目でのギャップの解消を目指す。本町には、歴史があり、かなりの情報交換ができており、今後も幼保小中の情報交換、連携を深めながら進めていきたい。

解説
基 礎的な学力向上に努めるとの事で、全体での底上げを考えているようです。基礎的な学力が著しく伸びることも、私は特色ある教育であると思います。教育の第 一目標は学び、能力を向上させる事です。その為の手法の一つが特色ある教育で、あらゆる手段を持って、毎日の授業に力を注いでいただきたいと思います。

学校と地域連携協力
Q:保護者や各種団体からの施設や学習の協力の申し出があった場合、教育長はどのように考えているのか?
A:大変すばらしい事であり、どんどんやっていただけたらと考えている。



一般質問

若年世代からの人間ドックの実施は?
※この質問は県の保健事業広域化に対し、綾川町の保険料を抑制し、人を増やすための質問です。

Q:国民健康保険が財政的に行き詰まっている。
根本解決として「病気にさせない」、「重症化させない」ことによる医療費の抑制が重要。その為に必要な事は。
A:医療費増は生活習慣病の重症化が原因。予防には早い時期からの定期健診と保健指導が重要。

Q:綾川町の国保による人間ドックの対象年齢は。
A:40歳から。

Q:40歳未満の方に対する健診、保健指導を厚生労働省はどう考えているか。
A:40歳未満の方への健診・保健指導は有効。本町は40歳未満の方に「町単独事業」として「若い世代健診」を実施。

Q:人間ドックと比べると項目が少ない。項目は増やすのか。
A:「若い世代健診」の項目は少ない。しかし、生活習慣病の確認には効果がある。人間ドックは自己負担が1万円。若い世代健診は400円でいつでも受診できるメリットがある。今後も協議していく。

Q:各種の社会保険の人間ドック対象年齢は。
A:大半は35歳から。

Q:40歳未満の方への人間ドック助成の検討を行わないのか。
A:財政負担が大きいため「若い世代健診」を周知し受診を推進したい。

Q:人間ドックの選択肢も作り、助成額の再検討も行い、幅広い層への健診を目指すべきでは。他の社会保険では自己負担は1万5000円程度。
A:まずは「若い世代健診」の受診率拡大を目指す。人間ドック枠を広げるための補助率の見直しは検討する。

posted by 川崎やすふみ at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告
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