2021年05月03日

令和2年12月議会報告 発言録

当議会において提案された、「綾川町介護老人保健施設事業の設置等に関する条例の一部改正」に対して唯一反対させていただきました。内容は老健施設の民営化を可能とする改正であり、実質民営化の可否を図るものです。
厚生委員会に提示された資料より、議案提出時は年間の積算で黒字が出ていたため、その段階での決定は経営上、理解ができないという考えです。

なお、当反対は事務局側に意図が通じておらず、シナリオ外の議決となったため、議会だよりでも賛成多数での議決と記載されています。
※順番として修正案の採決があり、議決されれば続いて修正部分を除く原案の採決、否決されれば修正なしの原案採決が行われるもので、休憩中に確認したところ、その順番で採決が行われると言われたので、両方とも起立採決とこちらは認識。実際は、修正案のみ起立で修正を除く原案は起立なし採決となったものです。
私としては、原案と修正案があり、片方のみ起立採決するというのは理解の範疇の外でした。


学校等再編

Q:バス運行時間帯は。
A:20名対象で3路線。時間帯未定(下校、部活検討中)。町営バスの活用も視野に。

Q:跡地について同時並行で調査費の計上を。
A:町全体で研究。調査費はこれから詰める。

Q:中性服の設定の協議は?
A:部会内で議論中。

Q:通学路整備の進捗は。県や担当課との情報交換は?生徒の分布の調査を。
A:主要幹線として基本的な整備計画を検討中。用地確認交渉に入っている。詳細は未定。生徒分布は報告する。

Q:コロナで会議の遅れが予想される。柔軟な対応を。
A:対応していく。

枌所幼稚園の検証
Q:所管変更はいつか。満3才児クラスの廃止による影響や、予算減額の影響は。
A:所管変更は平成28年4月。経緯については再度照査させてもらう。

Q:他の園でやっていないからだめという考えを捨て、地域性や特色を生かした運営を。
A:地域性を反映した事業を検討したい。


総務

表彰規定
Q:合併15周年記念に向けて表彰規定作っては。
交通指導員、民生員などの連日の負担が大きい方への表彰の追加を検討しては?
A:表彰既定の中で随時検討していく。

火災放送 再開に向けて
Q:昼間の放送開始してなにかトラブルはあったのか?夜間放送についても再開の試行錯誤を。
不可能であるなら、町民向けの総合通知システムを早期に設置しては?
アプリ、メール等、FAXを画像受信してOCRをかけるか、高松市消防の通知内容を自動取得して再送すれば、人的コスト発生しない、エラーもない。
今日のお知らせはありません放送はどうにかならないのか?
A:放送は特にクレームない。夜間放送は実施しない。
通知町全体通知を実施している。災害通知なので選択制。大規模災害通知は実施している。
利用者アンケートで検討していく。

消防操法全国大会
Q:団員の負担が甚大でありどこまで対応できるのか?人的支援も願う。団体職員の協力を。
A:財政支援処置を検討。

Q:空き家対策事業、移住定住マニュアルの作成は?いつごろできる?
A:マニュアル作ってる。県と齟齬のない内容で作成中。

Q:終活での不動産の処理
A:空き家対策。マニュアルに入れ込む。

Q:業務の進捗管理。たとえばTODOリストの共有。第三者による進捗の視覚化。
A:課長で管理している。ダブルチェックトリプルチェックを実施中。多面的に見直し中。押印決済。ホウレンソウ。デジタル決済は検討中。

Q:クレーム対策部署
職員の負担軽減の観点から専門の知識を持った部門を設置しては?
学校、庁舎、病院等等の全機関を対象に。また、民間事業所で問題になっている悪質クレームについても同様に同部門で相談にのっては。講習受講は。
A:対応が悪い等は総務課で全般対応。個別クレームは現場対応。クレーム対応の研修は受けている。参加を促している。

Q:高齢者等 タクシーチケット対応 公共交通
コロナ対策のタクシーチケットは大変好評である。移動施策、通院向け。
イーワは買い物難民施策でニーズにあっている。
タクシーチケットの恒久化を検討しては?なりすまし対策として保険証の統一化もあることからマイナンバーによる確認で実施しては?
デマンドタクシーも実質特定利用者となっていて受益に差が大きい。
自動運転普及までの処置を。
A:恒久化は難しい。厚生での議論を。デマンドタクシーを調整していく。

Q:インターハイ自転車競技のコースの検討をしていると聞く。ぜひ実施を。
A:検討中である。決まり次第周知したい。

Q:校歌アーカイブの実施を。学校再編に伴う合併により校歌が忘れられる。既存の廃校部分も。楽譜と音源オンライン。
A:前向きに進めたい。調査検討したい。

支所改修
Q:県の光熱費等。利用料金はどうなるのか?
A:協議中。町負担の可能性が高い。

Q:長柄ダムで活用する支所改修の際、外部への貸し出し等への対応を検討するのか?施錠、空調、電源等の利便性。
A:長寿命化計画、個別計画の中でその他の利活用検討

図書館指定管理
意見:町の文化醸成を引き続きお願いしたい。

Q:ガバメントクラウドファンディングの実施を。ふるさと納税の終了も想定される。次の一手はクラウドファンディング。
A:災害対応などが多い。個別計画の中で研究したい。


一般質問
Q:コロナに負けない「ただいま」「おかえり」シトラスリボンプロジェクトの推進は
A:窓口にチラシ等を設置して町民に対して啓発していきたい

Q:シトラスリボンプロジェクトとは愛媛県の民間発のコロナハラスメントへの取り組みで、たとえウイルスに感染しても、誰もが地域で笑顔の暮らしが取り戻せるように、という願いから生まれた運動。具体的にはシトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動を広めている。

現在のコロナ禍により、これまで隠れていた人権擁護の課題も、数多く視覚化されてきているのではないか?誹謗中傷や、間違った情報など。人間のネガティブな感情がむき出しになってきている。寛容に、適切な対策を施す事が重要。「望ましい未来」を実現するため、シトラスリボンプロジェクトの推進しては。

A: シトラスリボンプロジェクトは非常に素晴らしい活動である。香川県では、「NOコロナハラスメント」運動として、県内首長らと、『私たちが戦う相手は、「新型コロナ」というウイルスであって、「人間」ではありません。』という強いメッセージを町民に呼びかけている。この活動は200団体以上の学校や法人、地域の団体、個人の賛同があり、同様の強い思いで運動を行っている。

Q:「シトラスリボンプロジェクト」は、全国的な広がりをみせている運動で香川県による「NOコロナハラスメント」といっしょに綾川町として推進しては。この運動は、「すべてを認め合っていこう」「すべてをポジティブに扱っていこう」というのが趣旨であると考えられる。

A:この「シトラスリボン」が表現する3つの輪は、「地域」と「家庭」と「職場もしくは学校」であり、人権尊重の町づくりに関わる、とても重要なものである。住民生活課の窓口に、リボンの作り方などプロジェクトのチラシを置き、町民に啓発してきたい。









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posted by 川崎やすふみ at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告

令和2年9月議会報告 発言録

総務委員会

意見:修学旅行の宿泊中止に伴い、十分なケアを。

ギガスクール配備計画
Q:資料として仕様書の公開は。
A:仕様書は公開していない。

Q:一般質問でもあったが、火災夜間放送について。サイレンの有無での試行錯誤を。
A:昼間の放送のみに限定している。

Q:放送が何もないときの放送内容を検討しては。交通安全、火災、コロナといろいろあるが、一言でも放送を。
A:現在、何もないに落ち着いている。検討事項。

Q:再任用者に対して、現職の管理職が実施するべき業務を代行することはあるのか。また、それは問題ないのか。
さらには、前職で自身が遂行していた管理職業務を再任用者が実施することはあるのか。また、それは問題ないのか。
再任用者は人事院のQ&Aによると管理職ではなく、一般職員とある。実質の管理職として振る舞うのはどうなのか。
A:主査であり課長の許可で業務遂行することは問題ない。受け手が管理職として受け取らないようにすべきと思われる。

ふるさと納税
要望:経済課との連携を

町営バス
Q:各停留所別の調査について琴さんバスは独自に同様の調査をしていないか。
A:町による調査のみで独自調査なし。

Q:高齢化が進んでいる大型団地への町営バス新規乗り入れおよびフリー乗降区間の設定検討を。
A:交通弱者対策として公共交通会議等で検討する。


学校等再編

Q:通学路 以前も申し上げたが、県道17 号線一経路だけではない。その他の主要経路調査と対策を。県道17 号線に関しては数年前からすでに建設課等で対策は検討されている。しかしながら不十分な区間もある。歩道整備を。
A:県に要望中。

Q:通学路について県道17号線以外の状況把握は。カントリー前は東北山集会場横の農道改修も検討を。
A:羽床上路線を調査中。カントリーエレベータ前の路線も確認する。

Q:統合検討準備会の開催予定は。
A:調整中で10月初旬を予定。

Q:統合に関係なく交流事業は速やかに実施を。具体的な計画は。
A:交流事業の具体的計画は未定。両校に投げ掛け中。

Q:枌所幼稚園休園に至った経緯の検証は行ったのか?
A:本年度調査する。

Q:7〜8年前ほど前には人数増加により低年齢クラスの募集停止になるほどだった園が、なぜ昨年休園になるまで人数が減ったのか。
教育委員会から担当が変更になり、保護者側の意見として度重なる予算の削減や、行事の制限、活動の制限などを感じたとい言う意見が出ていますが、どのように考えていますか。
A:調査、検証する。

Q:羽床上こども園の給食をセンター式に変更しては。
A:検討。


一般質問

Q:動画を使ったコロナ対応の観光発信は
A:職員撮影の動画を掲載することから始めたい

Q:コロナの影響がまだまだ続き、人口集中地域を中心に衰えを見せない。すでに香川県も打ち出しているが、四国内や、香川県内の観光と経済活動の活性化に全力を注ぐべきであると結論した。特にウイズコロナの期間は内部での観光資源の再発見として動画撮影を行ってはどうか。
動画での施設紹介や、SNSのリンクなどで、綾川の大自然を様々な事例「こと」として発信して、県内向けに蓄積しては。地元の人には当たり前の物も、知らない人から見れば宝の山で、掘り起こせば無限に観光資源が湧いてくる。道端の石ころにも物語がある。各種の町の観光資源について上記のような撮影と情報発信を行っては。

A:柏原渓谷キャンプ村タツタの森は、近年のキャンプブームも追い風となり徐々に利用者及び収入額が増加している。ホームページのリニューアルやメディアへの掲載によりPRを行い、令和元年度は、過去最高の売上高を記録した。
今年度は、新型コロナウイルスの影響でゴールデンウイーク期間から5月末までの休業、6月の再開以降は香川県内の方を対象に運営を行っていて、一刻も早い新型コロナウイルスの終息を願っている。
提案のあった、タツタの森や長柄ダム、周辺の公園などを動画撮影し、タツタの森ホームページなどで公開することにより、本町のPRが可能である。タツタの森の例として、コテージ暖炉での焚火の様子や、コーヒー焙煎キットの使用動画、また川遊びの様子など、動画の方がより魅力が伝わりやすいと考えられる。コロナ終息後の利用促進のために検討したい。
動画は手始めに職員が撮影して、タツタの森ホームページに掲載することから始め、将来的にはキャンプ村の利用者が撮影した動画を募集し、活用することも検討したい。



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posted by 川崎やすふみ at 15:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会報告