新年明けましておめでとうございます。
昨年の12月議会の発言録になります。
昨年の12月議会の発言録になります。
今年もよろしくお願いします。
厚生委員会、協議会
マイナンバー
Q:マインナンバーカードの有効期限が10年と聞いているが、手数料は?
A:今のところ国より通知は無い。
Q:マイナンバーに伴う諸手続きおよび取り扱いが非常に複雑に思う、窓口等でのマニュアル整備などの対策が必要では。
A:窓口等において混乱の無い様な体制をとりたい。
Q:マイナンバー通知カードの配布状況と土日の対応。
A:郵便局から返戻されたものは502件。うち202件は個人へ到着済。12月中は、日曜日に役場窓口で受け付けている。
国民健康保険
Q:医療費の支出増について、以前から言われているが生活習慣病予防の一つとしてスポーツジム等の誘致は。
A:町民からその様な要望も聞いており、教育委員会とも協議をしながら今後検討をしたい。
Q:保健指導に対して受診率の伸び悩みは、会社等で休めないのも理由の一つと考える。難しいとは思うが休業に対する何らかの制度創設も必要では。
A:国保世帯であり、会社務めの方は少ないとは思うが、なお、受診率の向上に向けた取り組みを進めたい。また、協会健保についても状況確認をしたい。
解説:協会健保とは、会社員などが入っている健康保険。社会保険。こちらでも綾川町の支出が多い模様であるとの話があるようで、それを受けての質問。
60才から65才にかけての、社会保険から国保に移行してきた方々の支出が多いという資料提示も有り、上記の質問を行った。
地方創生
Q:ひと・まち・仕事創生事業で、厚生委員会管轄の事業についての検討はされているのか。また、その内容の報告は。
A:現在、検討途中であり未だ報告の段階には無い。国の示した結婚、出産、子育ての大きな政策目標に向け調整を行い、早い時期にご報告をしたい。
窓口対応について
Q:マニュアル等のIT活用方法について検討してはどうか。
A:先ずは職員の指導を徹底し、IT化については、今後十分に研究をしたい。
解説:書類作成など、IT化して設問回答方式で記入していくことにより、ミスが起きなくなる。
私自身の会社では導入していて、いわゆるうっかりミスや、○○(マニュアル、書類等、資料)がなくてわからないと言った事態はほぼ100%無くすことができます。
また、ここからは発展的検討ですが、マイナンバーカードによる個人認証が可能になれば、窓口での受け付けも不要で、対面式の機械があれば、お客様側で書類発行が可能。頻度の高い書類はこれで24時間営業も可能。
心臓カテーテル用検査装置購入
Q:メーカーのメンテナンス保障による修繕は。保障期限は。
A:メンテナンス保障は、通常、10年間であり、導入から11年を経過しているため、修繕費は割高になる。
「ヘイトスピーチ対策に関する意見書」
上記意見書に賛成いたしました。
解説:個別の事象に触れれば、賛否あり、異論ありももっともですが、日本国民としての品格及び、自立民本の世界市民としての立場で考えれば、無闇に他国、他人種を排斥し、理由も無く非難することは、とうてい許されざるべき事で、日本の現行法に照らし合わせても、明らかに違反していると考えられます。
その当たり前の意見を意見書として提出し、効果的な取り締まりへの布石となれば幸いです。
麻田総合病院の診療報酬不正請求事案による不能欠損
Q:破産処理完了資料は確認したが、町の弁護士等に確認は行ったのか?法的な間違いは無いのか?
A:弁護士に確認済で、法的な間違いは無い。
介護老人保健施設あやがわ
Q:1ユニットの人数は何人か。
A:1ユニットの人数は10人である。
解説:現在、1ユニットを閉鎖しているため確認として質問しました。参考としたためこれ以上の質問は行いませんでしたが、割合上この1ユニット閉鎖以上のマイナスの結果が出ているため、早急な立て直しが必須です。
ただし、この施設の盛況は、介護保険の破綻と表裏一体で、非常に難しい判断になります。
臨時福祉給付金(申請率75.3%)、子育て世帯臨時特例給付金(申請率98.9%)
Q:臨時福祉給付金の申請率が低いのは何故か。
A:子育て世帯臨時特例給付金は、児童手当の申請書と兼用になっているが、臨時福祉給付金は、単独申請であるため低い。今後、町広報誌等で未申請の方への勧奨を予定。
解説:何度か指摘してきたが、国によるおかしな制度のため、この予算の1/3程度が事務費で消えている。本来であれば、各種手当の上乗せでの支給であれば、そこまで費用はかからないが、微妙に対象が違っていたり、申請制度としているため、無駄な事務費が発生している。
こういったことも含めて、一体的な福祉制度の確立が望まれます。
具体的には、様々な事象による、加点減点方式と、自助努力に対する一定期間の加点制度を内包したベーシックインカムに近い、労働福祉税金が一体化された、次世代福祉の確立が望まれます。
陶病院
Q:医師の確保について、どういう状況か。
A:今年度、2名の医師が退職し、1名が退職の予定。医師確保に努力。
バイオマスエネルギーの地域自立システム化実証事業概要
ごみを原料に「メタンガス」を発生させ、発電等を行う。
解説:議員当選当初より、太陽光発電以外の安定した新エネルギー開発について質問していたため、今回の事業は、町内事業者による実施で、非常に強い興味を持っています。
また、水利と絡んだ、小水力発電等の実施にも強い興味があります。
綾川や、各種用水路。香川用水など、町内水力だけで、大半の電力は調達可能では無いかと考えています。
綾上診療所
派遣医師により待たされた後に、子供の診察を断られた事例で、医師が小児科医ではなく、受付の際に、断るべきでだったとの説明があった。
意見:状況は理解したが専門医では無いことを告知した上で子供であっても、診察は行い、その後、専門医への受診を促がすのが、適切ではないか。
A:所長と協議して、小児科の診察について対応できるよう検討する。
綾川町立学校等再編整備調査特別委員会
今回、委員長として今後の特別委員会の在り方について提案させていただきました。
簡単に言うと、現状では再編統合に関する協議事項がほとんど無く、特別委員会としての一定の役割を終えた物と考えています。そのため、特別委員会を一時休止とし、3月議会に向けて、当特別委員会再設置の条件整備を検討中です。
平成27年3月議会での、現状とりまとめと合わせて、綾川町の学校再編整備の第1章が終了した物と考えています。
今後も引き続き、教育の町としての検討を続けていく予定です。また、必要であれば、即座に再設置することを、休止解散条件としたいと考えています。
一般質問
鳥獣被害対策の農と猟
Q:農政としての箱罠への政策的転換及び資源活用は
A:くくり罠との併用。資源活用は検討要請していく
Q:狩猟期と農繁期との乖離があり、農業政策と狩猟との区別が必要。
また、ジビエとしての利用には箱罠による生体捕獲が重要で、通常の罠などより安全で成果を上げることができる。
従来型から箱罠等へ、政策的転換を行わないのか。
処理施設の建設費用および運営費用はどの程度か。県に対して処理施設設置要請は。候補地として名乗り上げは。
A:ジビエとしての活用は、品質の確保と、肉の安定供給など、課題がある。採算ベースには年500〜600頭必要。
くくりわな及び箱わなを併用していく。
施設は、70〜100u程度の建物で約2千万円、設備約1千万円。他に維持管理費、人件費。
単独での施設の設置は難しい。県が主体となった広域的な取り組みとして要請したい。
また、設置候補の名乗りは、慎重な検討が必要。
ソフトウェアとしての綾川町子供一貫教育プラン
Q:町としての子供一貫教育プランを確立を。
A:「一貫」の視点を共有し、活性化が重要。
Q:中1ギャップ解消に向けた交流、情報交換を主体としたソフトウェアとしての小中一貫教育の進展であるならば、即時に対応が可能で、「綾川町幼児教育共通プラン」とも共通。つまづきは社会経験として必要だが、フォローも重要。
成人するまでの教育に対する責任として、学校教育という視点にとどまらず統一した考え方による町としての子供一貫教育プランを確立しないか。
A:町内の学校職員等で組織する「綾川町一貫性教育研究会」があり、その基本理念と重なる。
見守る支援体制を整え、教育の安定性を図っていくことが、教育の「一貫」性だと言える。
教育に携わる者が、「一貫」というソフトウェアの視点を共有し、活性化させていくことが重要。
以下に一般質問全文を掲載しています。